Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

さらさらと

2013年07月11日 | Weblog
受け取りたくて受け取ってよい善意があります。

受け取りたいけど受け取れない善意があります。

受け取りたくなくとも受け取ってもいい善意があります。

受け取りたくもなく受け取ってはいけない善意があります。


受け取りたくない悪意があります。

受け取ってみてもいい悪意もあります。


人間は実に不可思議な存在だと思います。


1つだけ言えることは、
自分の私心を捨て去ったときに、

水のように澄み切った心で、

さらさらとさらさらと
清流のように生きていけるのかもしれないということです。






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言葉は心

2013年07月11日 | Weblog
強者は感情を支配し、
弱者は感情に支配される。

若い頃は、感情に支配され、
振り回され続けるものだと思います。

今、自分の言葉を
インターネットで世界に発信できることは、
良いこともある反面、実に危ういことだと思います。

なぜなら、人間の言葉は、
相手に正しく伝わるとは限らないからです。

相手の受信も、
自分の発信も、
なかなかまっすぐにとはいかないものです。

日常の会話なら、
音色や表情や身振り手振りなどで
補って判断することもできます。
しかし、活字だけではそうはいかない。

また、虚栄心や、驕りや、自惚れや、
他人を貶める気持ちなどは、
少しの心の緩みで言葉の端々に現れてくるものです。

それに対して、人はまた、
攻撃したり、皮肉を言ったり、嫌みを言ったりする。

現実の人間関係の良いところは、
嫌な過去も水に流せるところです。

しかし、コンピュータの記憶は、
消去できないこともあります。

若い頃は、人は様々な失敗を繰り返すものなのです。
そして、傷つきながら、成長していくものです。

その失敗が許されなかったり、
いつまでも評価としてつきまとったりするのは、
若者にとって非常に酷だと思います。

しかし、それも自己の責任というしかないのなら、

もっと言葉に対して畏れを抱かなければならないと思います。
もっと自分の人間性の未熟を痛切に感じなければならないと思います。

結局、人間はどんな道具を手にしたとしても、
人として成長しなければ、
決してうまくはいかないということでしょうか。
















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