Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

磨くということ

2010年11月06日 | Weblog
刃物を磨くためには、砥石との摩擦が必要です。

人間も自分自身を磨くためには、
摩擦の感覚が必要だと思います。

自身も角を取りつつ、磨かれなくてはなりません。
また、研ぎ澄まされた自分になる
努力をしなくてはなりません。

刃物を磨くときには、水が大切です。
摩擦を大きくするために、
そして、削れた鉄粉と石粉とを洗い流すために。

人間も仕事という媒介があって初めて、
他人との意見の衝突や、
今までの自分を乗り越えるための
自分自身との摩擦や葛藤が生まれます。

そして、削られた未熟さという屑を
洗い流さなくてはなりませんし、
他者との摩擦によって生じた、
わだかまりや誤解という澱を、
常に洗い流さなくてはなりません。

日々新たに、
清らかな心を持って、
仕事に立ち向かわなければならないのだと思います。
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