Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

基礎学力の低下

2008年07月07日 | Weblog
私立大学情報教育協会の調査で、
481の私立大学と短大の教授、准教授、講師、
計2万3603人がアンケートに答え、
そのうちの、
56.3%が「基礎学力がない」と回答し、
37.2%が「学生に学習意欲がない」と回答したそうである。

ゲームやパソコンなど楽しいこと知的なことが満載の社会である。
しかし、本当に知的な研究や開発には、
基礎学力や教養が大切となることは言うまでもない。

基礎学力や教養は、机の上で身につくものではない。
豊かな体験の中で、試行錯誤したり、失敗から気づいたり、新たな発見をしたりという営みが大切なのだと思う。

自然の叡智に学ぶことや、
することのない時間や何もない空間で、
何かを生み出していくことが、長い目で見れば実は大切である。

セントラルスポーツの後藤社長は、「人間は、建物など人間がつくった物の中にいて考えても、それを越える発想はできない。だから自然の中で遊んだり、自然体験から学んだりすることが大切だ」ということをよくおっしゃっている。

どうすれば基礎学力が定着するのかを、
私は実践的に研究していき、その答えを見つけようと思う。
教育は実践し、検証していくのみ。
私なりに仮説を立て、何が効果的であるのかを見極めたい。
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