Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

受験の先にあるもの

2008年03月29日 | Weblog
私は受験勉強を否定しない。しかし、受験勉強だけやっていても、世界に通用する人材育成はできないと思う。

だから学校現場では創り出せない教育を、私は寺子屋という新しいフィールドで創り続ける。

一方で、今なお学校教育現場でも教え続け、学校教育の可能性をも模索したいと思っている。

今、私と共に現代文を学んでくれた生徒たちは、大学に進学し、何人もがメールをよこしてくれる。

「報告が遅れてしまいましたが、無事に大学に合格することができました。先生には、受験勉強の枠をこえた学問の面白さを教えていただき、大変感謝しています。本当にありがとうございました。」

私にとって本当に嬉しいメッセージである。週に二日しか学校に行かない「なんちゃって先生」の私は、教え子から教えてもらうことの方が多かったように思うのだが、それでもこうしたメールを送ってくれる素晴らしい生徒がいる。

私も教え子たちに恥じぬよう、志高く生きたい。教育に夢とロマンを抱いて、頑張り続けていこうと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする