東京多摩借地借家人組合

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地上げ業者の嫌がらせに法規制を

2023年04月18日 | 明渡しと地上げ問題
4月3日(月)NHKのクローズアップ現代で地上げ問題が取り上げられた。

東京借地借家人組合連合会常任弁護団会議の模様が放送され、常任弁護団の種田和敏弁護士がインタビューに答えていた。東京借地借家人組合連合会会長細谷紫朗氏、事務局長高橋雅博氏も映し出されていた。
番組内では東京都内とだけ紹介されていたが、生魚を吊るした建物は港区のマンションで、業者の社員が居座って嫌がらせをするのが練馬区の借地の現場である。

組合では昨年独自に取材をしており、現在の社員が居座る前の様子をカメラに収めている。屋根の高さにまで達する白いビニールシートで建物を覆い、青のビニールシートと工事用のバリケで作った幅50㎝程番組内でも紹介されたが、業者のその嫌がらせに耐えかねて老夫婦の借地人の奥様が自ら命を絶ってしまった。

また、解決済みの件になるが北区内では、東京都内で初めて練馬、港区と同じ業者が地上げを行い、60㎝ほどの生のサワラを吊るして腐らせ、臭いを発生させて嫌がらせをしていた。

この時はなにわナンバーのワンボックスカーで乗り付け12人くらいの社員が大きな声で「出て行くなら金は出してやるぞ」などと怒鳴っていたそうだ。近隣住民が警察を呼ぶと、業者は独り言で「自分たちの土地で散歩をしていた」と言い訳したという。東借連ではブラック地主に対する対策を検討している。
           
       

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