東京多摩借地借家人組合

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アパートの明渡しで早期解決 

2014年02月24日 | 明渡しと地上げ問題
 国分寺市西恋ヶ窪の共同住宅(下記写真)の1室を借りているAさんは、昨年9月末に家主が代わった直後、建物取壊すので明渡しを請求されました。新家主はS会社に明渡しを依頼し、担当者がAさんを訪問し、立退料を提示してきましたが、Aさんは障がい者で車いす生活のため、移転先を確保できても借家を改造するためには費用がかかるために提示した金額では移転ができません。困っていたところ、知人の紹介で昨年11月に組合に入会しました。

 S会社の社員はアパートの住民を立ち退かせ、Aさんだけが残ってしまいました。Aさんは一人だけで暮らすことは不安もあり、組合を交渉の窓口に早期解決を望んでいました。幸い国分寺市内で移転先が見つかり、1月に入って組合役員がS社の社員と交渉し、敷金を含め家賃の約2年分の補償で和解が成立し、2月末までに移転することになりました。Sさんは「組合のお蔭で安心して移転ができます」と喜んでいます。


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