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未唯への手紙

未唯への手紙

未唯宇宙4.4

2014年12月27日 | 4.歴史
未唯宇宙4.4
幸せな社会
社会のあり方
幸せになる仕組み
① カタストロフィ
 ①エジプト争乱は選挙を待たずに始まった
 ①人類に対する苛立ち
 ①人類はピークからカタストロフィーに向かう
② 人が多いほど幸せになる
 ②環境社会の原点
 ②人が多いほど楽になる世界
 ②人が多くなれば、幸せになれるには
 ②転倒した全体主義
③ 未来のシナリオ
 ③観光立国と持続可能性
④ 個人と組織の多様性
 ④目的は歴史観を作ること
フィンランド図書館
① 10倍の来館者
 ①エジプト争乱は選挙を待たずに始まった
 ①エストニアのIT立国
 ①北欧モデルの利点は、社会主義時代のソーシャルな面
② 地域に合った役割と強み
 ②デンマークの原発対応を見習え
 ②人が多いほど楽になる世界
 ②北欧の考え方
 ②北欧型社会を検証し、北欧型ではない別の模索が始まった
③ 図書館と教育制度
 ③デンマークの教科書
 ③観光立国と持続可能性
 ③食糧自給率とエネルギー自給率は脆弱さに気付いた時から始めた。日本はそのままで悪化した
 ③生涯学習の推奨
 ③西洋は循環させる世界
④ 地域の価値観
 ④ギリシャとフィンランドをつなぎたい・・・危機意識からの知恵
 ④セカンドハウスの経済効果が大きい
 ④目的は歴史観を作ること
周縁から変わる
① 原因を追求
② 変化は周縁から起こる
 ②周辺部が中心部になる
③ トポロジーの例
④ 複雑なものに数学的思考
 ④理系の思考
 ④理数系発想で歴史をつくる
全てを知る
① 未唯空間で全てを知る
 ①サファイアの歴史
② 7つのジャンル
③ 多様な表現と相互関係
④ 歴史の時空間
歴史の方向
ミッション
① 歴史を知る
 ①なぜ、私をこの時代に送り込んだのか
 ①世界は変えられると思っている人
② 時代は見せてくれる
 ②時代が合わしてくれるという感覚が強い
 ②動けば、時代が合わせてくれるという実感
 ②歴史の研鑽
③ 新しい世界観
 ③哲学と社会・歴史をつなぐ
④ 平和を主張
 ④現代の日本には無防備の姿勢
 ④国際社会との共存・平和構築への貢献
 ④日本の役割は平和を作ること
歴史の見方
① 社会を循環で見る
 ①細かい所はネグる
 ①日本や世界の時代状況とのマッチ
② 数学で先行する歴史観
 ②宇宙の旅人の歴史観
 ②歴史観
③ 時空間で解析
 ③空間が時間へと移行
 ③時間は微分される
 ③精神は時間のなかへと落ち込む
④ 内なる歴史
 ④この時代に生まれたことの意味
 ④孤立と孤独から世界を見ている
 ④絶対的な孤独になっていない
 ④無にしている張本人は歴史です。世界です。
新しい動き
① 地球規模の歴史的背景
 ①『世界文化小史』を描きたい
 ①東アジアの文化的伝統
 ①歴史とは精神の歴史
② 137億年の物語
 ②古代高度文化
 ②人類の起源
 ②先史時代
③ インターネット時代
④ 情報共有係数
 ④世界は割と近いところにある
歴史の方向
① 市民の意識変革
 ①『歴史哲学講義』
② 集合知からナレッジ
 ②『政治学大図鑑』
 ②政治学人名録 アクバル大帝
 ②政治学人名録 アレクサンドロス大王
 ②政治学人名録 カストロ
 ②政治学人名録 チンギス・ハーン
 ②政治学人名録 ナポレオン
 ②政治学人名録 ヒトラー
 ②政治学人名録 ホー・チ・ミン
 ②政治学人名録 ルーズヴェルト 
 ②政治学人名録 ロベスピエール
 ②政治学人名録 ワシントン
 ②政治学人名録 徳川家康
③ 多読から未来予測
 ③歴史を書くのは何かを学ぶため
 ③歴史哲学での見方
④ 存在の力の歴史哲学
地域と国
地域の仕組み
① 民族争いは不可避
 ①国民国家
 ①民族と国民国家
② 最小単位で平和を実現
 ②デンマークの幸福 
 ②ドイツにおける福祉国家
 ②なぜフィンランドは優れているのか?
 ②フィンランドの教育
 ②フィンランドの教育改革
③ 共有意識のコミュニティ
 ③偶有性を原則とするコミュニケーション
④ ローカルニーズに対応
 ④石油がなくなるというパニック
アピール
① 複雑性から提案
 ①歴史編は完成に向かっている
② コミュニティにアピール
 ②歴史はサファイア構造をもつ
③ 行動に参加できる
④ 意見を言う
 ④意味と価値と言語ゲーム・・・世界を救う
分離
① エネルギー、人口問題
 ①人口減少の時代へ
 ①人口転換
 ①図書館にマーケティングを入れる
② エゴの衝突回避
 ②読み違えたアメリカ・・・常に平和の方向へ
③ 思考停止を避ける
 ③分化と統合の組み合わせ
 ③平和に対する国家の役割
④ 大きな視点で見る
 ④観光立国は平和でないと
 ④太平洋戦争に突入した時と同じ状況
啓示に確信
① 赤ピラミッドで啓示
 ①啓示を受けた場所
② エジプト革命
 ②「アラブの春」はアラブ世界では「イスラームの春」
 ②エジプトから歴史は動く
 ②長期的にはアラブ革命は「新市民革命」か
 ②民主化を求めた「アラブ革命」
③ テロから平和の道
 ③ローマの内乱
 ③ローマ帝国はひたすら経済成長を追い求めた
④ 歴史は常に変化する
分化と統合
位相的変化
① 数学モデルで考える
 ①サファイア循環で歴史の再構成
 ①世界の創造より世界の持続のほうが大きな奇蹟だ
 ①歴史編で答えを出すのは大変
② 多様なローカル
 ②歴史の中のできごとは。どこかでつながっている
③ 近傍系が伝播
④ 歴史のサファイア循環
 ④砂漠の民が、地域の枠を超えて拡大
地域から循環
① 集団的浅慮
 ①イラク戦争と太平洋戦争
 ①戦後日本の要因
 ①日本は「国家的うつ病」にかかっている
 ①夢のない国です
② 地域は考える
 ②アメリカの変革
 ②日本の地域組織は支配のため
③ 地域起点のループ
 ③EUの位置付けはどうなっていく
 ③日本の国民国家の先は?
④ 歴史という意識
 ④とにかく成長が日本経済の目的ということから、抜本的に考え直す
 ④歴史のなかの循環
市民主体のインフラ
① 電気自動車
 ①ハイブリッドの将来性
 ①世界一の〝摺り合わせ技術〟でできた日本のHV
 ①電気自動車ブーム
② グリーン雇用
 ②電気自動車のシナリオ
 ②電気自動車の新たな役割
③ 高度サービス
 ③仕事という概念を変えないといけない
 ③自由と技術と哲学
④ シェア社会
地域のエネルギー
① 集中型インフラ
 ①石油の回復・・・チャペスの戦略
 ①大日本帝国は七五~八〇パーセントをカリフォルニア産の石油に依存
② 大国間のエネルギー争奪
 ②石油とロシアの未来・・・資源国家
③ 原発トラブル
 ③インフラ構築のための循環の旅
 ③太平洋戦争とアラブの石油
④ エネルギーは地産地消
 ④エネルギーと情報をつなぎ合わせる
 ④電気という、垂れ流しのエネルギー
 ④東京地区のコンビニはエネルギーで課題を持つ
 ④北朝鮮はソ連からの輸入石油が途絶
 ④歴史はエネルギーで変わる

未唯宇宙4.3

2014年12月27日 | 4.歴史
脱国民国家
歴史意識
革命家
① 組織を超える
 ①チェ・ゲバラの死
 ①革命家チエ・ゲバラの抗争
 ①個人が考えることで歴史は始まる
 ①石原莞爾の歴史観
② 未来を見る
 ②チェの別れの手紙
 ②マスードとは誰だ?
 ②行為者としてのファッシズム・・・行うことの恐さ
③ 歴史を動かす
 ③トルストイの歴史観
 ③権力を握ったチャベス
 ③存在の力への戦い
④ 殺される
 ④ロシア革命の前に女性は必死に戦った
 ④無の人間の存在
 ④無名の存在
 ④歴史の中の個人は強い
家族意識
① 家族意識主体
 ①家族が一番狭い社会
 ①国民国家(Nation state)と情報
 ①国民国家と新聞とコーヒーハウス
 ①国民国家の破たん
② 家族意識は共依存
 ②フィンランドとギリシャでは国民性は異なる
③ 環境社会で徹底
 ③日本人の無常観はなくなった
 ③歴史の本を読んでいると色々な人がいると感じる
④ 危機感から共有意識
 ④カントでの共有思想
宗教
① ムハンマドは歴史を変革
 ①なぜキリスト教は古代ローマ帝国を乗っ取ることができたか
 ①ムハンマドの奇跡
 ①一神教の功罪
 ①宗教と民族
② ムスリムが力を獲得
 ②エジプトの通訳のアムロの見解
 ②スペインのイスラム支配
 ②個人を取り巻くグループの威力
 ②今後の宗教と存在の力
③ 偶然が歴史を創る
 ③システムを変えていく
 ③歴史の偶然の持つ意味
④ 戒律は国を超える
 ④へーゲルの『歴史哲学』は自信にあふれている
メディア
① 何も考えない人
 ①2:6:2の効率化
 ①考えない人にマスメディアは攻撃を仕掛ける
② プロパガンダ
 ②太平洋戦争開戦時のマスメディアと現在
 ②満州事変を伝えるラジオ放送
③ ソーシャルネット
 ③意識とコミュニケーション
 ③人間の自由に対する考え方がむずかしい。日本人は自分で自由を獲得してこなかった
④ コミュニティの情報共有
 ④マスメディアを超えるツール
 ④日本国民は、戦争をどう受け止めたのか
戦争と平和
国家の形態
① 農業国家
 ①こうしてデンマーク人はそれを獲得した
 ①日本での組織は支配と従属の関係が強すぎるので、動けない
 ①農耕民
② 遊牧国家
 ②農業国家・遊牧国家・都市国家
③ 都市国家
 ③ゲルマン民族とドイツ車
 ③組織は葬式のためにある
④ 国民国家の意味
 ④マンデラの自由憲章
 ④ルイジアナ買収--トマス・ジェファソン
 ④共同幻想だった国民国家
 ④国という組織は財産の配分が目的
 ④国家の発明(ニーチェ)。これは歴史観
 ④国民国家によって現実化
 ④国民国家の空間
 ④国民国家の将来
 ④今日,国民国家は揺らいでいる
 ④山県が近代国家の基礎条件
 ④市場経済・市民社会・国民国家
 ④総力戦を為したもの
 ④肥えた時代--誰かにとって
民族で独立
① 小国を巻き込む
 ①ウクライナの争い
 ①ウクライナの対ヨーロッパ外交
 ①キューバ危機
 ①マスードのアフガニスタンはなんと不運な国だ
 ①米西戦争 フィリピン
② 独自路線
 ②キューバの対外政策は原則への忠実さにある。
 ②キューバ危機でのカストロの声明
 ②ポルトガル500年の歴史は面白い
③ 民族で独立
 ③スターリン フィンランド冬戦争
 ③ダナンとは懐かしい名前です
 ③バルト三国
 ③バルト三国の600kMの人間の鎖
 ③バルト三国の人間の鎖
 ③バルト三国の人間の鎖で1989年の独立につながった
 ③バルト三国はCTSの加入に全面的に、しかも猛烈に反対した
 ③ポーランド問題
 ③モロトフのカクテル・対戦車火炎瓶
④ 民族の不一致
 ④「中東欧」とはどこか
 ④ハンガリー
 ④ポーランド
 ④国民と国家が一緒になる国民国家の幻想
 ④隣人が敵国人になる
総力戦
① アジア侵略
 ①開放経済システムと閉鎖経済システム
 ①全ての言葉が与えられた。
 ①日英同盟は孤立同士のむすびつき
 ①日清戦争の意義
 ①日本の公共性
 ①日本人の行動力は世界の果てまで
 ①日露戦争と国際社会
② 集団的浅慮
 ②ドイツの快進撃に幻惑される
 ②ノモンハン戦史
 ②国家のために死ぬ
 ②戦前の日本の政策決定システム・・・太平洋戦争開戦意思決定
 ②太平洋開戦時の日本の発想。海軍は日米決戦のために軍艦を増やしてきたから、やめられない
 ②太平洋戦争開戦時の集団的浅慮
 ②太平洋戦争開戦時の判断
 ②太平洋戦争時も、アジアに対して、何をするべきかを考えたら、方向は違っていた
 ②日本の集団的浅慮
 ②日本の特定の人がリーダーシップを発揮するということはない
 ②日本の無責任体制 既成事実の積み重ね
 ②無責任体制の中の個人
③ バルカンの悲劇
 ③300万人の英霊あっての救国という幻想
 ③ウクライナ問題
 ③日本には未来へのシナリオがない
 ③日本は、どういう基本戦略をとったのか
④ 総力戦
 ④○スウェーデン人との騒動
 ④オーロラを確実に見る方法
 ④ロバニエミのオーロラ情報
 ④女性のオーロラ観測
 ④震災が映しだした日本人の気質
 ④総力戦におけるアメリカの軍事戦略
 ④日本のイメージはふだんの行動では変えられない
 ④日本の集団性という概念
 ④忍耐強い日本の女性
 ④満州に一〇〇万戸
 ④歴史の中での、戦争というファクター
 ④歴史編は国民国家に偏り
超国家の発想
① EU連携
 ①ウクライナという名の国民国家
 ①国民国家からサファイア革命へ
 ①国民国家の限界
 ①国民国家の限界から超国家へ
 ①二一世紀のEUは理念の帝国の建設に向かっている。
② 環境、エネルギー、平和
 ②社会の雰囲気・自己規制する理由。これは世論統制です
③ 価値判断が異なる
 ③EUの深化と拡大
 ③国民国家の続き
 ③理念のEU帝国
④ アジアで孤立
 ④ウクライナ・クライシスの方向付け
 ④ポスト国民国家の問題状況
 ④日本は対応不可
地域分権
公平な分配
① 国民国家の使命
 ①個人化の行き過ぎが新たな問題状況を生んでいる
 ①自由民主主義と市場経済化の徹底
 ①世界の共時化現象
 ①多面性
 ①有限を意識したところから、破壊が始まっている
② 国債8000兆円
 ②ローカルの存在感
 ②管理社会から抜けるには
 ②個人を不安定な状態
 ②分配についての多元的正義論
 ②熾烈な「お宝」獲得競争
③ 均一な分配は非効率
 ③お金とグローバル
 ③供給能力を超える
 ③大英博物館の方針転換と今後
④ エネルギーは地産地消
 ④原子炉は非常停止できない
 ④原発はグローバルの限界
 ④大量生産・大量消費で作られてきた米国の覇権の転換
 ④地産地消
独裁は一方的分配
① 個人の考えで全体を統一
 ①権限だけでは暴走は止められない
 ①政治を見せるポータルで、市民の活動拠点を作り上げる
② 若者には魅力的な国家
 ②統率者カエサルの登場
③ 全ての要求を政策に反映
④ 市民は思考停止
 ④TL≠TG
 ④クライシスで日本のリーダーは思考停止状態
 ④レニングラード封印
 ④共産主義は固定化・・・独裁の弱点
 ④自由からの逃走 ナチズム
地域から超国家
① ローカルの意識が変化
 ①ローカルはグローバルとは関係なく、力を持つ
② 意見を発信
 ②イギリス人の群衆シンボルは海
 ②スイス人の群衆シンボルは愛国心
 ②ドイツ人の群衆シンボルは軍隊
 ②ユダヤ人の群衆シンボルは困難さ
 ②個人からの発信をベース
③ 地域が自律
 ③国家と民族と宗教
④ 超国家に向かう
 ④EUはグローバルを牽制
地域が主役
① Global meets Local
 ①社会全体を認識のために、考える範囲を拡大
 ①有限が見えてきた
② 支配から支援
 ②GmLの世界。地域コミュニティはお金というカタチで応える
③ 政治形態が変わる
 ③LmGは支配の論理が中心
 ③歴史編で訴えること
④ GlobalからLocalに
 ④グローバルの新しい“型”
 ④ローカルからグローバルになって、幸せになったのか
脱・民主主義
共有意識
① 公共図書館で体現
 ①ヨーロッパとアメリカさまざまな差異
② ソーシャルを力にする
 ②オバマとグリーン・ニューディール
③ 生涯学習で市民の分化
 ③アメリカの政治でのローカルとグローバル
④ グローバルの限界
 ④歴史はあまりにも膨大です
 ④歴史は見えない。時間軸というのは恐い
アラブの春
① ジハード
 ①アメリカの干渉をなくす
 ①グローバルでの歴史の変節点
② コラボレーション
 ②演説「統一の日に」
 ②人類は、なぜ街を作ったのか。破壊するためなのか
③ アラブの春
 ③アラブ世界の崩壊の傍で・・・二つの世界
 ③エジプトの直接民主主義
 ③トルコのEU加盟という変節点
 ③プレッジ・アンド・レビューの時間展開
 ③生活パターンの戒律
④ アラブの春その後
 ④「アラブの春」の次
 ④「軍は沈黙しない」
 ④エジプト革命の推移
 ④エジプト型民主主義
 ④宗教が市民主体の前面に立てるか
 ④戦後世界の分水嶺
情報共有
① 市民コミュニケーション
 ①コミュニティの存在は歴史なのか
 ①ヒットラーの個人の思考と全体の行動の関係
② 国と市民をつなぐ
③ コミュニティ集合
 ③アメリカが盛んに戦争を行なうわけ
 ③戦争のもたらす悪
 ③戦争は人間が受け継いできた呪い
 ③歴史はファクターで変わる
④ グローバルと接続
民主主義
① 間接民主主義制
 ①価値多元性・文化的多元性
 ①中国はグローバル化の流れによって、カネ、モノ、人の動きが自由になり、中国に外国からの投資が集中し、工業製品が世界中に流通する仕組みが生まれた
② 範囲限定の直接民主制
 ②組織はつぶれていく
 ②日米欧三極での政治合意
③ 市民主体の民主主義
 ③中東の「民主主義」・・・どんなカタチになっていくか
④ 資本主義の変質
 ④政治コミュニケーションは社会建設に不可欠の要素
 ④政治コミュニケーションを理解する

未唯宇宙4.2

2014年12月27日 | 4.歴史
歴史認識
国民国家
人口増
① 植民地支配
 ①インディアン戦争
 ①東インド会社とアジア
② ローカルの争い
 ②H.G.ウェルズをどのように埋め込むか
 ②ソクラテス・プラトン年譜
 ②ドイツの士気とその動揺
 ②フランスの士気とその動揺
 ②ポンペイウスとカエサル
 ②戦いは万物の父
③ 民族国家
 ③アメリカの2階層
 ③バルト三国の歴史
 ③フランク王国建国の地
 ③国家とは
 ③国家の形態
 ③独立を維持した日本
 ③民族と国民国家
④ 自由を保証
 ④グランド・ツアー:近代観光へのテイクオフ
 ④バルト三国の歴史 ロシアとの関係
 ④宗教対立のダイナミズム
中央集権
① 中央集権
 ①1770年から始まった
 ①アタリの超帝国の出現
 ①アタリの超民主主義
 ①二〇一二年を境に文明はシフトする
② 主権国家
 ②フランス革命 長い一九世紀
 ②フランス革命から民主主義
 ②自由民主主義の将来に関する問題 国家の弱さ
 ②主権国家の要件
 ②地域インフラ
③ 自由主義
 ③近代的な主権国民国家の誕生
 ③国民国家における戦争
 ③自由から国民国家
 ③自由を保証する法治国家
④ 民族紛争
 ④べトナム戦争とその後の社会主義経済体制
 ④国際社会の拡大の傷跡 南スーダン
① ジンメルの社会分化論
 ①ジンメルの社会分化論
② ナショナリズム
 ②ナショナリズム
 ②ナショナル・アイデンティティ
③ グループが社会を左右
 ③東欧の1989年のロシア離脱
④ 組織分化で自由を保証
 ④ヨーロッパの100年は独立を求める
国が自由を保証
① 軍事と法律
 ①ドイツの解放の可能性
 ①国民国家を目指す軍事国家
 ①歴史に中のインタープリター
② 歴史哲学は自由保証プロセス
 ②アタリの超民主主義
 ②アタリの超民主主義での六つの改革
 ②安心して踏み込むための歴史哲学
③ 民主主義は公正な社会
 ③ギリシャとローマの政治形態
④ 資本主義は市場の効率性
 ④歴史哲学とは、哲学的な世界史
 ④歴史哲学の分野の歴史はないみたい
歴史哲学
政治制度
① オリエントの専制政
 ①オリエント世界論-自然宗教の精神化
② ギリシャ・ローマ共和政
 ②アテナイの人口稠密
 ②ギリシア世界論-オリエントの創造的継承
 ②ローマ共和政の軍隊
 ②ローマ世界論--キリスト教による精神の自由の表明
 ②歴史哲学という見方
③ ゲルマンの君主政
 ③ゲルマン世界論-教権制と十字軍
④ フランス革命
 ④啓蒙思想とフランス革命
 ④宗教改革と主権国家の形成
自由の意識
① 自由人は専制君主
② 平和と自由
 ②平和と自由
 ②政治哲学
③ キリスト教で自由を認識
2④ 自由が束縛になった
 ④近代自然法論から歴史主義ヘ
 ④国家の本質
 ④自由の意識の進歩としての世界史
 ④発展段階説と文化接触説
 ④歴史における自由
支配の歴史
 ・ヨーロッパ諸国の古代ギリシャへの郷愁から生まれた国。内戦が続いた国です。ギリシャではゴミの分別はされていない。インフラに対する考え方が違う。コモンエリアを作るよりも個人の権利を優先する。そして、ユーロ危機を起こした。トルコとの関係から歴史を見ていくことで、最後尾の国が最前列になる可能性。
① 東西の力関係
 ①アラブ社会の優位性
② 一神教の力
③ 征服の歴史
 ③アレキサンダーの遠征
 ③サマルカンド
 ③チムール
 ③モンゴル
 ③武器の進化
④ 所有の歴史
 ④所有の歴史
国家の歴史
① 西洋の優位性
 ①西洋と東洋
② 国民国家の歴史
 ②ドイツ史 ライヒの求心力
 ②国民国家の歴史
 ②朝鮮人民共和国
③ 戦争と平和の歴史
 ③ソ連から見た朝鮮戦争
 ③タイ 赤シャツ/黄シャツ
 ③戦争と平和の歴史
 ③戦争と平和の歴史
 ③朝鮮戦争
 ③北朝鮮に対する危機感
 ④60年代の人間
④ 歴史への関心
歴史の見方
歴史の要素
① 歴史教科書
 ①国の成立要因
 ①スペインの歴史教科書
 ①巨大なトンボ
 ①大きな枠組みでとらえると、歴史は案外、簡単かもしれない
 ①歴史をどう捉えるか
 ①歴史編で言いたかったこと
② 偶然は大いなる意思を表わす
 ②17世紀の哲学での様相
 ②3つの項目が11月9日に起こっている。
 ②エジプト文明・・・ひとりぽっちの幸せ
 ②ディスコルシ ローマ史
 ②歴史はつながっている
③ 歴史哲学は変わる
 ③環境社会の歴史哲学
 ③歴史と哲学
④ トポロジーが先行
 ④複雑系としての歴史システム
 ④歴史が分からなくなってきた
歴史と偶然
① 歴史の偶然と必然
 ①アイルランド飢饉からケネディが生まれた
 ①ヴェルサイユ行進
 ①フランス革命 動乱の夏
 ①全国三部会の開催
 ①日本に原爆を落とさなかったら
 ①様相
 ①歴史のif
 ①歴史の偶然
② 偶然に意味がある
 ②クライストチャーチの地震の意味
 ②偶然によってわれわれに運命がもたらされる
③ 歴史の方向の見定め
 ③私自身が偶然の存在
 ③歴史における理性とはなにか
 ③歴史の中の「もしも…」は意味あるか
 ③歴史学の将来
④ 歴史における進化
 ④銃の黒船ミニエー銃
 ④進化と退化
歴史の仮説
① 歴史は多くの仮説
 ①歴史の中の仮説
② TGALの考え方
③ EUはTGALで、ナチはTLAG
 ③ナチ以降の歴史の中に仮説を入れます
④ サファイア循環で表現
 ④未来の歴史を見たい
歴史を動かす
① 未来予想に基づく行動
 ①人類としての視点との違和感
② 未来からシナリオ
 ②5つの切り口は参考程度
 ②パンデミックスでの対応
 ②自動車産業の崩壊のシナリオ
 ③歴史哲学は半人半馬の怪物であり、形容の矛盾
③ 大きな視点で歴史を見る
④ 地域が歴史を動かす
歴史は加速
環境社会に対応
① 科学技術で社会は拡散
 ①科学技術は薄くなっている
 ①多層的な見方
② 静脈系で人を巻き込む
③ 環境問題で国家間の争い
 ③ユダヤ、キリスト、イスラムの三つ巴
 ③世界が見た大東亜戦争
④ クライシスで環境社会
 ④ヒト社会の変化の加速が始まった、
 ④遺伝子の拡張
地域は多様に変化
① 新Local meets Global
 ①Local meets Globalから、Global meets Localに向かっていく
 ①ローカルの破壊
 ①歴史編の要旨の編集
② 歴史の転回点
 ②NZで啓示の場所を探していた。地震が起こった
 ②歴史の転回点を向かえている
 ②歴史をする理由は、自分の存在をそこに見た
 ②歴史をテーマにした理由
③ 新Global meets Local
 ③豊臣秀吉の朝鮮出兵
④ ローカル変革が発生
 ④予測するためにすることは、いくらでもあります
グローバルは不安定
① グローバル化
 ①グローバル化と情報化
 ①グローバル化以前には戻れない
② 超国家がローカルと結ぶ
 ②EUの超国家制と国家主権
③ EUの実験
 ③EUにおける格差
 ③EUは生き残れるのか?
 ③ヨーロッパがもつ見通し(あるいは政策)
 ③ヨーロッパの電力ネットワーク
 ③蘇るヨーロッパ
 ③電力ネットから情報共有
④ 欧州は不安定になる
 ④ヨーロッパの西と東
組織から市民に変わる
① 組織、国を超える意味
② 組織は不安定化
 ②大東亜会議とアジア諸国の独立への希望
③ LmGから安定する仕組み
 ③世界が変わるわけじゃない。変わらないんだ。よくすることはできる。
④ 共有意識の覚醒
 ④将来から今を見る力を養う

未唯宇宙4.1

2014年12月27日 | 4.歴史
国民国家
全体主義
ナチ
① 民主主義の結果
 ①ナチがなぜ、政権を取れたのか
 ①ナチが生まれた意味
 ①反民主主義
② ドイツにナチは必然
 ②ナショナル社会主義
 ②ナチス政権下の政治と社会
 ②ヒットラーは自分の中に世界を入れ込んでいた
 ②わが闘争
 ②組織に従属することは気持ちがいい
③ 歴史への関心
 ③ドイツ史 《第三帝国》
 ③世界歴史への思い
④ 全体主義の起源
 ④『全体主義の起原』成り立ちと構造
 ④ナチ成立過程
 ④政治形態 全体主義
合法的に全権掌握
① 全国家権力を掌握
 ①ナチのホロコースト計画における鉄道の役割
 ①ヒットラーはプロを優遇した
 ①ヒンデンブルクの大統領選出
 ①政治権力
 ①東ドイツはナチに比べるとインパクトがない
② 州の警察を親衛隊に直属
③ 多くの国民はナチを選択
 ③国家社会主義への抵抗
 ③第六軍司令官パウルス
④ 国家を合法的に略奪
 ④オーストリアの頭上に振り下ろされた鉤十字
 ④ドイツのリトアニア占領時代のユダヤ人の状況
 ④ナチからの脱却
 ④ナチへの抵抗
沈黙の螺旋
① 小さなこととして無視
 ①黙っていてはいけない
② 孤立を恐れる心
 ②「エーデルワイス海賊団」の夢
 ②エーデルワイス海賊団
 ②ナチ党創立の演説
 ②ヒトラー演説は「絶対の宣伝」か?
 ②孤独な群衆
 ②沈黙の螺旋
 ②沈黙の螺旋理論
 ②提案したときに、反駁がなければ、「了解」とみなす
③ 根拠に、黙るように強制
 ③「悪の凡庸さ」について ハンナ・アーレント
 ③ノエル=ノイマンが提起した「沈黙の螺旋」仮説
 ③沈黙の螺旋理論
 ③問題を提起することが困難な武器を作る社会の仕組み
 ③歴史に記すべき日 水晶の夜
 ③劣勢になりつつあると感じると、沈黙を守る
④ 全体を支配
 ④「ユダヤ人」の定義
 ④「複数のホロコースト」-西欧
 ④ホロコーストと哲学
 ④民主主義の危機
個人が全体支配
① 時代の影響を受ける
 ①サルトル ヒトラーという衝撃
 ①モーツアルトとナチ
 ①決断主義・・・ひとりの指導者が決断する
 ①選民思想
 ①兵器生産量と兵器の性能や質にこだわり
② 世の中の不満を代表
 ②グループの範囲
 ②若者の革命という側面
③ 預言者とアジテーター
 ③トロッキーから見たヒットラー
 ③伍長ヒトラー・・・強力な政治的リーダー
 ③行動主義・・・ドイツ民族は優秀だ!
④ 全体を支配
 ④Think Locally、Act Globallyの世界の分析
 ④アウシュヴィッツヘの道
共産主義
マルクス思想
① マルクスの資本論
 ①マルクス政治思想の意義
 ①マルクスの政治思想を取り出す困難さ
 ①マルクスによる政治的伝統の破壊?
 ①アタリのマルクス観
 ①プロレタリアートの登場
 ①ヘーゲル法哲学批判序説
 ①ペテルスブルグの町
 ①ボリシェヴィキ革命…楽観的な見方
 ①マルクスの資本論
 ①ロシア革命がなぜ、成功したか
 ①共産主義の脅威・・・革命の魔力
② レーニンの思想は徹底
 ②レーニンの思想は徹底
 ②ロシアの私有財産
 ②全体主義は今後の歴史にも影響
③ トロッキーがカタチに
 ③トロッキーから見たスターリン
④ スターリンと大祖国戦争
 ④アフガニスタンヘのソ連侵入
 ④スターリングラード攻防戦
 ④スターリンの粛清
 ④なぜスターリンは勝利したのか
 ④ポーランド侵攻とスターリン
 ④レニングラード市民の戦争
 ④レニングラード市民の戦争
 ④ロシアの歴史。スモレンスク、ボロジノの戦い
 ④人生と運命でのパウルス
 ④赤軍拙戦の原因究明
 ④大テロル・・・こんな所までもターゲット
 ④東部戦線の終結・・・ゆっくりした崩壊
 ④独ソ戦による損失
毛沢東は農民支配
① 農民を支配
 ①影響力のある国家になった中国
 ①家族主義と個人主義
 ①中国版マルクス主義
 ①毛沢東路線を継承している村
 ①小平の方向・・・周恩来の後任
② 中国全体を取り込んだ
 ②Local meets Globalの始まり
 ②共産主義のシェアとは違う
 ②対外戦争が連続しても火がつかない
 ②内戦下の中国
③ 広大な中央集権国家
 ③治水による強大な権力
 ③重工業施設は満洲にしかなかった
 ③中国は国民国家ではなく文明国家
 ③文化大革命
④ 中華思想は引き継ぐ
 ④中国の農民の悲劇
 ④中国の滅私奉公が文化大革命につながった
 ④文化大革命
 ④毛沢東の蜂起
 ④毛沢東時代の環境政策・環境問題
 ④毛沢東主義の復活
中国共産党の政治体制
① MBA的体質
 ①ゴルバチョフと小平の改革の差
 ①資本主義 vs.民主主義
 ①習近平世代への期待
 ①地球環境問題への中国の対応
 ①中国の軍事面
 ①中国の経済と政治
 ①中国の先のカタチ
 ①中国の未来
 ①中国の夢
 ①中国の問題 法の支配や説明責任がない
 ①中国はレアメタルを戦略物資
 ①中国共産党の現実と、そのアキレス腱
 ①天安門事件での小平
 ①毛沢東主義へのこだわり
② 地方主権の経済力
 ②『ほんとうの中国の話をしよう』
 ②2020年の中国は緊迫した状態になる
 ②アナロジーとしての共産主義
 ②インターネット、「微博」の力
 ②韓国と中国の指導者は大衆コントロールに長けている
 ②草の根の人権運動が先行・・・ネット革命の可能性
 ②中国インパクト
 ②中国とソ連の改革の違い
 ②中国の高齢者は3億人、インドの未成年は4億人
 ②中国の対米戦略
 ②中国の中央アジア侵略
 ②中国はGGがベース
 ②中国革命期の「読書」
 ②崩壊かアジア覇権か
 ②網民たちの歴史観--日本は「敵」にあらず
③ アフリカで人権弾圧
 ③グローバル大国としての中国
 ③技術の生かし方と中国・・・ケニアでの商売
 ③中国の「スーダン問題」の問題点
 ③中国のダルフールにおける人権弾圧
④ ネット革命の可能性
 ④インターネットという「英雄」
 ④温家宝首相の戦略は魅力的な「物語」をつくり上げた
 ④開発独裁路線の変容
 ④共産党の生き残り戦略
 ④中華人民共和国憲法の内容
 ④天安門事件の意義
 ④小平、後継者たちに残された課題
中間層は分裂寸前
① 農村の10億人は消費中心
 ①「改革派」温家宝への抵抗
 ①グーグルは中国での検索サービス事業から撤退
 ①中国の都市部への移動
 ①豚の世界
 ①二回にわたる大きな区画改編
 ①日本は核を持たないと、中国が攻めて来る
② GNP向上で繋ぎ止め
 ②「覇権国化」と「分裂化」
 ②ハード・ランディング・シナリオ--中国バブル崩壊が世界を揺るがす
 ②雇用を生み出せなくなった国
 ②中国 農村の変容
 ②中国の拡大する格差
 ②中国の再生
 ②中国の土地
 ②中国の分裂
 ②中国は覇権国化か分裂化の両極端のシナリオ
 ②中国は分解するはず
 ②小平 天安門の悲劇
③ 快適を求める市民階層
 ③「香港人」という共同体
 ③ダライラマ十四世・・・チベット
 ③地方分権
 ③中国が分裂すれば、朝鮮統一
 ③中国の婚姻
 ③中国への競争原理
④ 他民族支配
 ④キッシンジャー回顧録に見る、現代中国の歴史
 ④中国たらしめる八つの特色
 ④中国の発展
 ④中国は、日本のクライシスを一生懸命にシミュレーション
 ④中国共産党 国家が管理する経済に市場原理を速やかに導入する
 ④中国共産党は世界最大のMBA
 ④趙紫陽は小平の決断によって総書記を解任
 ④小平の改革開放
 ④小平は毛沢東が生きている間に復帰
グローバル化
藩から中央政府
① 廃藩置県で中央集権体制
 ①国家における集中と分散
 ①天皇の統帥権
 ①日本がLocal meets Globalに巻き込まれた
 ①日本の対外的な無防備な姿勢
 ①日本の特殊性
 ①日本はアメリカとの戦争に成算はあったのか
 ①日本はローカルにいた
 ①日本-西洋的ではない近代
 ①非常時の前夜にあると認識がない
 ①歴史とは何か
② 徴兵制で強力な陸軍
 ②21世紀の薩長同盟を結べは、ピント外れ
 ②エーデルワイス海賊団
 ②薩長同盟をローカルとグローバルで分析
 ②藩というタテ社会を国というヨコ社会にした
③ 日清・日露戦争で対外進出
 ③アメリカとよく戦ったもんです
 ③国民国家となった日本の場合
④ ローカルでアメリカ進出
 ④石原莞爾の『世界最終戦論』
格差拡大
① 集中で格差が生まれる
 ①今の人口はまかなえない
 ①歴史的に、グローバル化の過程にある
② 地域は圧迫
③ グローバリズムは拡大
 ③グローバル・ガバナンス
 ③経済のグローバリゼーションは、実は民主主義の終焉
④ 国の格差を超越
グローバル追求
① 国際企業でグローバル化
 ①1865年…南北戦争終結・・・大統領権限
 ①Changeがコミュニティを創り出す
 ①iPodの雇用への影響
 ①アメリカのアジア進出の意図
 ①アメリカの民主主義
 ①アメリカン・グローバライザー
 ①イラク戦争開戦判断
 ①グローバル化と多様性
 ①テヘラン会談
 ①計画停電、東電、浜岡原発の裏のロジック
 ①米国経済の変化・・・オバマの2012年戦略
② ローカルから反発
 ②グローバリゼーションに対する批判
③ 公共図書館という民力
 ③ボストン公共図書館 新旧の建築デザインが同居するビル
 ③大統領選挙、図書館、ライブラリがGlobal meets Localでつながる
④ ローカルを支援
大国間の争い
① EU内諸国の争い
 ①自由貿易とは隣国同士の経済戦争--EUの経験
 ①アイルランド問題
② アメリカの支配力の低下
 ②『最終戦争論』石原莞爾
 ②ポツダム日誌 スティムソン
 ②原爆使用にはやるアメリカ
 ②米ロ関係
③ ロシアはエネルギー戦略
 ③エネルギーの歴史
 ③宇宙船地球号
 ③石油国家・・・ロシア、ベネズエラ
 ③油田の発見次第
④ 資源剥奪の中国
 ④アメリカ支配も変わり始めた
 ④アメリカ帝国主義の登場
 ④海のフロンティア・・・米国の拡大
 ④土地を失ったインディアン
 ④米比戦争で、新たな“征服者”
多様化
イスラムは健全
① イスラムはローカル
 ①ムハンマドでの勢力拡大パターン
 ①ムハンマドの誕生
② 原理主義で生き抜く
 ②アルカイダの後継者
 ②イスラムの五つの行=イバーダート
 ②一神教は不寛容で攻撃的か?
③ 生活を守るために闘う
 ③イスラムの六つの信=イマーン
④ テロとアラブの春
 ④根本的な解決策として、GmLでローカルを変える
 ④民主化とイスラーム復興
 ④民主主義とアラブ世界
民族・宗派対立
① 民族問題
 ①マスードは直前に殺された
 ①近代国民国家
② 宗派問題
 ②イスラムは平和の宗教
③ 自己防衛のジハード
 ③民主化とイスラーム復興のジレンマ
④ 民主化とイスラーム復興
 ④アメリカ新世紀、あるいはテロの時代
 ④ジハードとテロリズム
 ④ジハードの意味・・・自分を律する
 ④過激化とグローバル化
 ④清潔のためのジハード
自立のために戦う
① グローバル同士の戦い
② Local meets Global
③ 国の格差は拡がる
 ③LmGでの二つの抵抗
 ③国から考えると歴史は見えなくなる
 ③世界の裕福な国々と貧しい国々とを隔てる巨大な格差
 ③全世界と国の関係の相対性
 ④朝鮮側の意欲と大国の抑制
④ ローカルは枠組みを壊す 
地域は多様
① 活性化を保証
 ①多様化を起こす
 ①北の核阻止の五つの選択肢
② ソーシャルが支援
③ 活性化支援のツール
 ③アフリカの若者の成功体験
 ③次の政治形態などを考える時、アフリカの若者がキー
 ③本当の対象はアフリカの若者
④ エジプト革命で威力
 ④ムスリム同胞団
 ④豊かさはテロを防げるか

トヨタ自動車と地域社会

2014年12月27日 | 4.歴史
『豊田とトヨタ』より

社会貢献と従業員育成を中心に企業としてのトヨタと地域社会とのかかわりをみてきたが、改めて社会的交換という視点から整理してみよう。

1960年代以降の高度経済成長は、経済的発展をもたらすと同時に自動車の大衆化を大きく進展させた。しかし、公害問題やさまざまな社会問題(品質問題など)を同時にもたらし、その結果、自動車業界は自らが発展し続けるためには、社会環境の変化と向き合わざるをえなくなった。 トヨタもしかりで、社会の変化とどのように向き合っていくのか、その対応は喫緊の課題となっていた。自動車会社は性能のよい車をっくるだけでなく、社会環境の変化への対応が重要になってきたのである。2章では高度経済成長以後、卜ヨタが外部環境との関係を変化させることで、単に品質と性能のよい車をっくるだけでなく、社会貢献を前面に出すことで企業イメージを保とうとしてきた点を見てきた。とくにトヨタは事業展開に密接な関係をもつ地域、ローカルな環境を常に重視せざるをえなかった。グローバルに事業を展開する際にも、かえって経営の現地化というローカルな文脈に密着した問題への対応を求められたのである。

それぞれの時期にトヨタは社会貢献活動の重要性を認識していくものの、そこにはトヨタ独自の戦略があったというよりも、その時々に社会環境の変化に対応するために取ってきた行動がトヨタの社会貢献活動の全体を構築している。そして、それぞれの問題、外部環境の影響を受けて、社会貢献活動に関する組織も再編されてきたのである。こうしたトヨタの社会貢献プログラムは、大きく二つに分けられる。自主プログラムと協賛プログラムである。自主プログラムは一見するとすべて独自に行っているように見えるが、そうではない。それは貢献相手の意思を考慮しながら有形・無形の財を交換しながら実施するものである。

過去にトヨタが豊田市に工場を建設した際には地域社会との間に権力関係に近い状態が発生したと考えられるが、これは、事業や雇用を拡大するのにともない用地の確保や道路・生産インフラ・生活インフラの整備を求める開発期特有の交換関係から発生していた。しかし地域の経営基盤が確立し工場立地が一段落すると、交換の条件は大きく変化した。経営を左右する資源やチャンス、施策の力点は市外の社会的空間ヘ--リージョナル・レべル、ナショナル・レべル、グローバルレベルヘと--移行した。他方で地域社会には生産活動にともなう一定の負の影響が及ぶ(道路の混雑はその最たるものである)と同時に、地方から来住し、トヨタ・関連企業に勤める住民とその家族が年を追って増えていく。このような状況のもとでは、企業側にとって地域社会から生産のための資源をそれ以上獲得することは意味をもたなくなる。むしろ自社・関連企業の従業員たちが住民の多くを占める地域の生活基盤を整え企業のイメージを良好に保つことが従業員のモラールを引き出すためにも重要になってくる。トヨタが豊田市の都市政治に対してさまざまな働きかけをおこない、たんなる社会貢献を超えた「地域貢献」をおこなってきた理由は、こうした交換条件の構造的変化にある。

交換関係の内容は、経済的、政治的な色合いを少しずつ脱し、社会的、文化なものに変化していく。そしてこの社会的交換はまた企業側が一方的に与えるだけのものではない。従業員たちが多くを占める地域社会からの信認や正当性を得ることと、従業員たちに地域を支える企業で働くモラールを引き出すことができるメリットは決して小さくないからである。豊田市から中部圏へ、そしてナショナル、グローバルな段階へ、それぞれの時期ごとにトヨタはさまざまな資源と活動メニューを地元に提供してきた。地域社会、住民はそれを受け、トヨタに良い企業イメージを付与するようになる。トヨタ・関連従業員が地域住民男性の約6割を占める豊田の地域特性を考えると、社会的交換は企業イメージの問題にとどまらない。トョタがさまざまな地域の行事や施設をつくる際に寄付金を出したり、会社として社会貢献活動をおこなうことは、その地域に住んでいるトヨタ関連従業員への企業内福利的な意味合いに加え、トヨタに対するコミットメントを調達するという意味がある。

また10章で触れたボランティア活動への参加は、活動それ自体の受け手や、それを目にする側もトヨタ・関連企業の人が多いことから望ましい相互作用が生まれる。トヨタのイメージが良くなることと表裏一体の関係であるが、会社に対するコミットメントを引き出せるのである。トヨタ従業員がボランティアをすること自体が自社の、あるいは関連企業の社員との相互作用を部分的にっくり出すのである。

こうした循環と相互作用がうまく行われるよう、トヨタはさまざまな社会貢献活動・地域貢献活動を行ってきた。現在、トヨタの社会貢献活動に対する積極性はよく知られており、経済誌『東洋経済』が毎年日本の主要企業を対象に調査、発表している「CSR企業ランキング」でも常に上位にランクされ、2011年は総合第1位に選ばれている。そうしたなかでも、工場の立地する地元地域との関係はやはり特別な位置を占めている。

本書では企業と地域社会の関係が「成熟期」を迎えるなかで、従業員のエートスが継承される場についても検討した。14章ではトヨタウェイが職場で継承されるだけでなく職場以外の人間関係や間接的に地域活動にまで影響を及ぼす可能性をトヨタエ業学園の人材育成・教育プログラムに注目し、その実態をみながら考察した。自動車生産会社としてのトヨタにとって、精度の高いモノづくりを支える優れた技能者は常に必要とされる。優れた技能者養成のためにトヨタは、現代日本において衰退の方向にある企業内訓練制度をいまだに存続させている。しかしトヨタエ業学園における人材育成・教育プログラムは単なる生産上の技能を養成する機能をはたしているのではない。学園のカリキュラムはトヨタの変化にあわせて更新されており、現在では「グローバル教育」にも力を入れている。しかし、最も特徴的なのは、卜ヨタ生産方式や「カイゼン」などトヨタの生産現場で必要な知識教育だけでなく、「よきトヨタマン」、つまり生産現場でチームの一員として力を発揮できる心と体を育むための「心身」教育に力を入れていることである。

学園教育を通して身に付けたトヨタウェイは直接には生産活動に向けられ継承されるものだが、意図せずして、職場集団以外の人間関係にまでおよぶ可能性がある。同期や先輩一後輩関係、豊八会のような親睦組織、取引先との人間関係、イペントやサークル活動、そして社内のボランティア活動もその影響を受けている。そして、本書でもっとも注目してきたのが、一見職場の集団・組織とは関係のない、近隣との紐帯や、自治活動、地域活動の場への間接的な経路と影響であった。

人間的価値の三つの起源

2014年12月27日 | 4.歴史
『自然・人類・文明』より 人間的価値の三つの起源 

社会生物学の誤り

「人間的価値の三つの起源」という問題について考えを整理しなおしてみようと私に思いたたせたきっかけは、私が目にしたあるきわめて明解な主張でした。それは、流布している論議の多くに潜在的に含まれている共通の誤りではないかと、私がこのところ考えるようになっていた事柄について述べたもので、社会生物学という、アメリカの新しい科学とみなされている分野での、非常に興味深い新著に記されておりました。G・E・ピュー博士の著した、この『人間的価値の生物学的起源』は、社会生物学派の指導者と目されているハーバード大学のエドワード・〇・ウィルソン教授からもっとも高い評価を得ている書物であります。その主張のショッキングな点は、論議全体が、ピュー博士が二次的」、「二次的」と呼ぶ二種類の価値しか存在しないという明白な仮説にもとづいていることです。そして彼は、「一次的」価値は遺伝によって決定され、したがって生得的なものであり、他方「二次的」価値は「合理的思考の産物」であると定義しています。

社会生物学は、むろん、すでにかなりの発展を遂げたものの成果であります。ロンドン大学の年長のメンバーは、四十年以上も前にそこで社会生物学の講座が設立されたことをご記憶でありましょう。それ以来、ジュリアン・ハックスレー卿、コンラート・ローレンツ、ニコ・ティンバーゲンらが基礎をつくり、彼らにつづく多くの才能ある門下、ならびに多数のアメリカの学生たちが目下急速に進展させているエソロジー(動物行動学・習性学)という魅力的な学問は大きく発展してきました。しかし、私のウィーンの友人であるローレンツの業績にすら時折気にかかる点があったことを、私は認めざるをえません。私は彼の仕事を五十年以上にわたって綿密に追ってきましたが、彼は動物の観察から導きだされた結論を人間の行動の説明にあまりにも性急に適用しすぎています。しかしこれらのことは、その他の誤りとともに偶発的で不注意な定式化と思われたもの、つまりそれらの二種類の価値だけが人間的価値であるという仮説を基本仮説として公開し、矛盾なく論を進めるにあたって、まったく有利に働きませんでした。

上述の見解が生物学者たちに非常に多く見られることで驚くのは、彼らは過程が似ているが重要な諸点では異なり、それによって複合文化構造が形成される選択的進化の過程に好意的なのであろうと、予想されていたからです。じっさい、文化の進化の観念は進化の生物学的概念よりもまちがいなく古いものです。また、チャールズ・ダーウィンが彼の祖父エラスムスを経てこの概念を生物学に適用したのは、もし当時の法学と言語学の歴史学派からもっと直接にその発想を得ていないとしたら、バーナード・マンドビルとデヴィッド・ヒュームの文化進化の概念の影響を受けたためということすら考えられます。ダーウィン以後、彼ら白身の分野でなにがより古い伝統であるかを調べるためにダーウィンを必要とした「社会ダーウィニストたち」が、先天的により適合した個体の選択に注意を集中するあまり、いくぶんその主張を損なったことは事実です。そしてその選択の遅さが、それを文化の進化にとって相対的に重要性を欠いたものにし、同時に、決定的な重要性をもつ規範と実践の選択的進化を無視しているのです。しかし何人かの生物学者にはあきらかに弁護の余地がありませんでした。彼らは進化を発生過程としてのみ扱い、類似しているがはるかに速い文化の進化過程を完全に失念していました。文化の進化はいまや人間世界を支配し、いまだ解決するにいたらない問題を私たちの知性に提供しています。

しかしながら私が予見できなかったことは、何人かの専門家に共通しているこの誤りを綿密に検討することが、現在もっとも議論の焦点になっている、道徳と政治に関するいくつかの問題の核心にただちに結びつくことでした。最初は専門家だけに重要な問題と映るかもしれないことが、いくつかのもっとも重大な一般的誤解のパラダイムになっているのです。

私がこれから述べなければならないことは文化人類学者たちにいくらかおなじみのものであると思いますし、もちろん文化進化の概念は英国のL・T・ホップ(ウスと彼の門下だけでなく、もっと近頃になって特にジュリアン・ハックスレー卿、アレクサンダー」カールサンダース卿、C・H・ウォディントン、さらに近づいて米国のG・G・シンプソン、テオドシアスードブジャンスキー、ドナルド・T・キャンベルらによって力説されてきました。しかし私は、道徳哲学者、政治学者、経済学者はその重要性にもっと注意を向ける必要があると思います。加えて、さらに広く認識されるべきことは、現在の社会秩序は大部分が設計によって生まれたものでなく、競争過程でより効果的であった諸制度の普及によって発生したということです。文化は自然のものでも人工的なものでもありません。また遺伝的に伝達されるのでもないし合理的に設計されるわけでもありません。文化は習得された行動規範の伝統であり、「発明」されたことはありませんし、活動中の人間はふつうその機能を理解していません。たしかに文化の知恵を云々することは自然の知恵を語るのと同じくらい正当であります。ただし、おそらく、政府の権力ゆえに前者の誤りは訂正しにくいことをのぞいてです。

思想家たちが構成主義的なデカルト学派のアプローチに拠って生得的または意図的に選ばれた規範であったものだけを長い間「よいもの」として受け入れ、ただ大きくなっただけの形成物すべてを偶然または気まぐれの産物とみなしてきたのはこのためです。なるほど、「まったく文化的な」という言葉はいまや多くの人々にとって、随意に変えうる、恣意的、表面的、あるいはなくても済む、といった言外の意味を含んでいます。だが実際には、文明は大部分、生得の動物的本能を非合理的な慣習に服従させることで可能になってきたのであり、これらの慣習が徐々にその規模を増すことで、より大きな規律正しい集団の形成を可能にしてきたのでした。

民主主義の危機

2014年12月27日 | 3.社会
『ピケティ入門』より

民主主義の危機

 たとえば、「業績至上主義」が生み出す「幸運の対価」の高額化です。こうした企業のトップ層や極端な高報酬の専門職層の形成は、政治の変質ももたらすと、ピケティは指摘しています。莫大な報酬とそれをもとに増やした資産によって、この層が献金などで政治に極めて大きな影響をもたらし、富裕層への課税や雇用政策などの格差縮小策に介入してくる恐れがあるからです。たとえば米国の政界は、こうした層が牛耳る現象が顕著だと言われていますが、これは民主主義の危機に発展しかねません。

 高額の報酬を得ているトップや経済界の人たちは、多額の選挙資金を出せます。米国のシステムはカネがなければ選挙は続けにくいと言われています。大統領選でも、選挙資金が続かなくて撤退したといった報道がされることがあります。そうした仕組みに膨大な資産をもった人たちがカネを投入していけば、政策はどんどん金持ち寄りになっていきます。

金持ちが支配し、民主主義が変質するわけです。

 『超・格差社会アメリカの真実』(小林由美、2006年、日経BP)は、米国の04年の選挙資金寄付者上位50の一覧表を掲載しています。1位は多国籍金融会社のゴールドマン・サックスです。2位が女性たちの募金による女性政治家支援団体「エミリーズ・リスト」であることは米国の市民活動の力強さも感じさせますが、上位10位までのうち、なんと6社が金融大手です。同書では06年にブッシュ大統領がゴールドマン・サックスのCEO(最高経営責任者)のヘンリー・ポールソンを財務長官に任命し、代わりに国務省のナンバー2だったロバート・ゼーリック国務次官が同社のマネジング・ディレクターに就任したとし、「アメリカの富の多くは、政府と一部企業の所有者、トップマネジメント(経営者)間で巧みに誘導されている」と書いています。

 まずは、このような格差の弊害を、皆で共有することが問題解決の第一歩ということになります。「格差批判はひがみ」などと言っている限り、放置すれば格差は拡大するなどといくら叫んでも、解決策への社会的合意が生まれないからです。

 さて、そのうえで、こうした格差の拡大を止める方法について、ピケティは何を提案しているのでしょうか。

経済力の実態に見合った課税

 もうひとつのメリットは、収入ではなく、資産に税をかけるため、富裕層の実質的な経済力に見合った税を徴収できることです。富裕層は、経費や寄付を増やすなどさまざまな節税策をとって、見かけの収入が少なくなるよう工夫します。そのため、実際の経済力のほんの一部にしか課税されません。これでは資産がなく、収入のみに頼っている勤労者との間に大きな不公正が起き、格差を拡大することになってしまいます。

 世界的資本税の創設で資産が海外脱出しても意味がないことになれば、このような資産への課税が可能になります。ピケティは、もし、100万ユーロ未満の純資産は免税とし、100万~500万ユーロは1%、500万ユーロ超は2%といった低率の累進税をEU全域に導入するとしたら、この地域の人口の約2・5%がこの税の適用対象になると試算しています。その場合、この程度の税率でも欧州のGDPの2%程度に匹敵する税収が見込めるというのです。なぜなら、この地域の私的な富は国内総生産5年分の蓄積度に達し、しかもその富は、上から1%の富裕層に集中しているため、この層の資産に薄く広く税をかけるだけで多額の税になるからです。これによって福祉や教育などの公的なサービスを回復でき、低所得者への再分配がやりやすくなります。

 ピケティの測定によると、20世紀の初めの国の財政規模は国民所得の1割程度でした。この規模で国家にできることは、国防と治安、司法程度です。いわゆる「警察国家」です。それが、二度の戦争を経験して国家の役割は大きくなり、医療や教育を国民に提供するのは国家の義務となりました。年金、失業保険などの社会保険も当たり前のものとなり、財政規模は国民所得の3~5割程度の国は珍しくなくなったというのです。こうした社会的サービスを提供する国家を、ピケティは社会的国家と呼びます。そのような社会的国家の維持が、世界的資本税によって容易になるということです。

まずは地域から

 とはいえ一度に国際的な税制を導入しようとすることは非現実的かもしれません。これをたとえばまずEUからといった形で地域別に実施し、広げていく手もあるとピケティは提案します。

 もしこうした税を導入しないと、資本の国外流出を規制するために保護貿易主義や資本規制に走る国々が相次ぎ、ひいては世界経済全体を損ないかねません。また、国内の格差の拡大や福祉サービスの不足で外国人労働者の排除などの排外的ムードが高まり、極右政党が伸長するといった政治的不安定も生まれやすくなります。こうした危険性を各国政府や市民が理解すれば、かつて戦争の遂行のために格差の拡大を規制するさまざまな政策が可能になったように、世界的資本税も実現の芽が出てくるというわけです。

 いまでこそ当たり前になっている所得税ですが、これも導入された当初は強い反発を受けました。所得税を最初に導入した英国の場合、1798年、ナポレオンが率いるフランス軍との戦争を前に戦費の調達に迫られ、所得税を導入しました。所得税への抵抗感は強く、臨時税のつもりで始めたため、この戦争が終わった1816年には所得税は廃止されます。ところがその後の財政悪化で復活され、クリミア戦争など続く戦乱のための戦費の必要性から、ついに恒常的な税として続くことになったといういきさつがあります。これを考えれば、必要に迫られれば世界的資本税もあり得るということになります。

2030年の社会予想

2014年12月26日 | 4.歴史
パートナーの元グループ対応

 サゼッションするとなれば、二年間でパートナーには答えが見えているはずです。それを優しく、教えてあげてください。

2030年の社会予測

 2030年のクルマを考える前に、2030年の社会を考えないといけない。これを2001年の半年間行った。その時に出た答が中間としてのコミュニティが中心となる世界。地域インフラをいかに使っていくのか。インフラというのは共有です。だから、共有から変えてくことです。

 それがなくて、車だけが勝手に道路を走って、エネルギーを消費している世界。そんなものが持続可能なわけがない。

 私はこの会社を持続できるようにするために、20年前に名古屋に着ました。そこでの結論です。

10年後の車のインフラ

 TMになぜ、そういう発想がないのか。話している時に、手を止めないスタイルを見て、かなり幻滅はしています。手を止めて、聞くのがコミュニケーションの基本です。10年後がどういう循環になっているか。それから、考えていないからでしょう。

 当然、教育がどうなるか、家庭がどうなるか、仕事がどうなるか、そして、いかに持続可能にするのか。そう考えると、今のままではいかないことが分かるでしょう。クルマを生産することと使うことをどのようにつなげていくのか、本当の効果をどう上げていくのか。

 その時に、会社組織もそうですけど、作るためには人を集めて、ということは成り立たない。そういう自明なことをつなぎ合わせていかないといけない。答ありきではない。その中で会社の存続はそれに従います。

 情報共有が進んだ世界が考えられる。その時に、個人が個人でいられるか。お互いがお互いを助ける世界。車のエネルギーが多様になった時に、それらを皆、インフラとして用意できるのか。地域は地域として、独自に選んで、商売につなげていく。

インフラの無駄使い

 端的な例が太陽光発電です。そのために全家庭の屋根を替えることができるけど、そのインフラで何の役に立つのか。百兆円の無駄遣いしたことで起こるのは、ハイパーインフレしかない。CO2を削減したつもりになっても、中国が変わらないと、何の役にも立たない。

 中国人民を変えることは日本にはできない。どうみても、つぶれるでしょうから、新しい方向を示せるだけの圧倒的な共同体主義の社会にしていくしかない。4億人ぐらいの人口が少ない時には、まだ、中国には救いがあったけど、今や、共同体主義でないと成り立たない。資本主義でも共産主義でも無理です。

ショウキに未来学者

 TMの行き先のショウキには、未来学者が必要です。重要なのは、仕掛けることです。そのイメージに従って、何をどう変えていくのか、そのために、教育から行うためには、行政といかにつながるか、その先に在るコミュニティとどうつながるか。

 10年後に、自分の会社があると思っている、販売店の経営者が少ないです。危機感は中途半端ではない。メーカーの人間は10年後にも、当たり前のように、あると思っている。そこが行うショウキではだめです。会社を加速化してつぶすだけです。

 ここに未来予測がない。22世紀を考えるコンポン研を作った理由がそこにある。その時に、頼りにしたのは日蓮でした。日本の風土の中で、1000年以上も受け継がれている宗教。寄り添うブッダ、南無阿弥陀仏と唱えるだけで救われる、理想の塊のようなものです。

 解法を書きましょう。答というか、方向を。この会社に今、必要なのは、未来を見ることです。先を知るということです。そのための人です。つまり、私とかパートナーです。

朝のIさん

 「おはようございます。お待ちしていました」「ハンコが増えたんですね。今、気づきました」「キラキラしていていいですよ」

 「今日は本当にフラペチーノなんですね」「暖かい方がいいかもしれない」「今回は楽しんでください」

 (未唯の相手がくる)「28歳なら、そろそろ」

 「また、29日、お会いできれば」「29日は朝から12時までです」「30日は10時から3時なんですよ」「とりあえずは、今年もお世話になりましたということで挨拶しておきます」

反映作業

 12月分、丸々、反映できていません。これだと、日曜日までかかりますね。

 ウィットゲンシュタインの表現方法にしたから、どのレベルでも参考資料が入ります。横につながります。本来の目的通りです。元々のハイアラキーはあるけど、ないのと同じです。下からも上からも考えられる。

 「内なる世界」の資料は、そのまま、7.2「内なる世界」に入れます。「考える日々」と入れるということは、社会編の経済の部分を膨らませます。

やはり、ミカロスⅡ

 12月1日以降、声は聞いていません。時々、メールが入るだけです。メールのやり取りは24通です。

 存在が認められていない。何となく、俺だけのことに思えてきた。今なら、誰とでも、「死」について、語れます。

 とりあえず、1280の銀河系からやりましょう。インスピレーション側は表に出さない。きりがない。パワーポイントの未唯空間側を使います。

2014年12月26日(金) 豊田市図書館の29冊

2014年12月26日 | 6.本
332.53『新クリエイティブ資本論』才能が経済と都市の主役となる

134.3『フィヒテ全集17 ドイツ国民の告ぐ』政治論集

253『アメリカ史「読む」年表事典3』20世紀<901-1954】

367.5『僕の好きな男のタイプ』58通りのパートナー選び

150『アダム・スミス 人間の本質』『道徳感情論』に学ぶよりよい生き方

147『愛、心のふるさと』

304『社会はどう壊れていて、いかに取り戻すのか』

114『反<絆>論』

336.2『クラウド版 デッドライン仕事術』

591『どうする定年』50歳から巻き返し! まだ間に合うマネー対策』

361.7『地方消滅の罠』--「増田レポート」と人口減少社会の正体』

319.38『プーチンはアジアをめざす』激変する国際政治』

361.64『「世代」の正体』なぜ日本人は世代論が好きなのか』

121.05『フランス哲学と日本の哲学』日本の哲学第15号』

611.73『スマート・テロワール』農村消滅論からの大転換

493.19『ルポ チェルノブイリ28年目の子どもたち』ウクライナの取り組みに学ぶ

467.5『自然・人類・文明』

489.95『新世界ザル 上』アマゾンの熱帯雨林に野生の生きざまを追う

489.95『新世界ザル 下』アマゾンの熱帯雨林に野生の生きざまを追う

361.78『豐田とトヨタ』

902.3『現代世界の十大小説』

318.93『理想の村 マリナレダ』

331.82『ピケティ入門』『21世紀の資本』の読み方

913.6『時間のかかる読書』

290.9『大自然の休日』

501.6『エネルギー資源のすべてがわかる』

019.9『読まされ図書室』

002.7『「知」の強化書』達人の「知的習慣」を読む

914.6『忘れてはいけないことを、書きつけました。』

未唯宇宙 2.4

2014年12月26日 | 1.私
位相空間創出
全体を捉える
スタンス
① 思いを伝える
② 行動を結ぶ
 ②自分の意見は人には伝わらない
③ 思考で完結
 ③根源的に考えるために、哲学と未唯空間の適切表現化
④ 孤独に徹する
 ④私は数学者だから
未来のカタチ
① 本質はシンプル
② 複雑性で把握
 ②複雑性の縮減
③ 数学は未来のカタチ
 ③理数系の発想で描く
④ 未来に対するシナリオ
部分を捉えた
① 偶然を感じる
② 現象から仮説
 ②数学における部分と全体の関係
③ 仮説から空間定義
④ 部分から全体を作る
 ④ローカルからグローバルの空間の創出
 ④社会活動も理数系が主導権をとる
 ④数学者の役割は全体を見ること
全体と部分
① ルールは一つ
② 内部は硬直化
 ②組織の良さは力
③ 多様性が弱点
 ③組織をトポロジーで見る
④ 組織の分化
販売店に適用
部品構成に集合論
① 部品構成はハイアラキー
 ①部品の組み合わせ
② 部品構成の意味
③ 適用範囲は集合関係
④ 集合でロジック展開
μ空間で解析
① 実験室と設計室を接続
② 技術者のアイデア
 ②幾何学は右脳の世界、超アナログの世界
③ 実験結果をμ空間で保有
④ 技術者が解析
ネットワークはトポロジー
① 本社・店舗のネット
② 本社・メーカ間がネック
③ メーカー・販売店を等距離
④ ローカルとグローバル
数学思考
① ネットはトポロジー
 ①TGAL空間
 ①インターネットはトポロジーの世界
 ①位相化はインターネットで実験済み
② ユーザー対応に数学思考
 ②数学は強力な武器すぎる。プロセスが説明できない
③ 集合論と空間論で循環
 ③数学を現実の世界につなげる
④ 自然にわかる仕組み
 ④デジタルを超えた
 ④数学でグローバルから脱却
社会に適用
近傍系
① インバリアントは常識
② 常識で社会を再構築
③ 近傍系はコミュニティ
 ③超アナログはリテラシーを求めない
④ 近傍系の連鎖
 ④環境問題への適用
社会モデル
① 地域に数学者
② 地域に社会モデル
 ②アナロジーで課題を回避
 ②祝日の豊田市
③ 活性化のインバリアント
 ③モデル化には関数が必要
④ 地域の活性化
状況把握
① 知恵を活かす
② 社会学を活用
③ メンバー状況把握
④ 歴史の動き
 ④先読みしたものをどう表現するか
疑似空間
① 近傍系を設定
② 疑似空間で全体構成
 ②数学の空間配置
 ②未唯空間の構造化
③ 挙動から弱点把握
④ 循環で不足部分を補完
 ④連続的に変わるか
数学理論
生活規範
① 安定した生活
 ①デカルト並の生活規範
② 社会常識を抽出
 ②観察するというスタンス
③ 宇宙人の見方
 ③「宇宙人」になる勇気を持つ
 ③全てを捨てる覚悟
④ 全ての時間
環境社会の現象
① 社会の現象を抽出
 ①「ニルスの不思議な旅」を借りました。
 ①適用事例で理解を深める
② 現象を数学表現
③ 未唯空間へ反映
④ 環境社会に適合
 ④プレゼンに物語
持続イメージ
① 部分と全体の循環
 ①オープンにして、偶然に任せる
② 歴史の耐久性
③ 数学的解明
 ③哲学への昇華
④ 持続型社会に適合
部分から全体構築の理論
① 循環の理論化
 ①サファイアと複雑性
 ①サファイアの理論化
 ①サファイア空間の理論化
 ①帰結としての存在と無
② エントロピー
 ②TLAGがユークリッド空間。TLALが近傍系
③ 社会のあり方
 ③本に表すこと自体に意味がある
④ 新しい数学
 ④ゲーデルの『不完全性定理』
 ④サファイア循環の意味
 ④新しい数学で述べること
 ④新しい数学の説明は相手によって分ける