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未唯への手紙

未唯への手紙

自由と平等はトレードオフ?

2015年09月22日 | 5.その他
10.1「多くの人が生きられる」

 環境問題と言った時に何が問題なのか。その原因は何かをいろいろ考えた時に、どうしても人が多いということでした。対策も人一人あたりの負荷をいかに減らすか。人が少なければ、それで済むという結論でした。それはおかしい。そこが第10章の出発点です。

 では、エコカーのように、一人あたりが出す排出量を減らせばいいのか。プリウスが作られて、京都に持って行った時に、世界のNGOの連中から言われたように、排出量が減ったことで、曾於分、クルマが増えます。それは解決方法ではない!

 人間は減らすために居るのであれば、そういうことを言う人間が亡くなればいいという結論です。そこから、出て来たことは、多くの人が居ることで助かる世界、そういうものを作るにはどうしたらいいのか。一人一人が意味を持つにはどうしたらいいのか。

10.2「歴史哲学」

 10.2「歴史哲学」は意思の力から、存在の力の変えていくことです。地球規模の課題とか、環境社会への移行で、哲学は変わってくる。同時に、社会が変わっていく。では、どう変わるのか。

自由と平等はトレードオフ?

 国民国家は自由を求めてきた。ただし、平等がトレードオフのカタチになった。意思の力の元では、その関係は変わらない。自由と平等の両立できるためには意思の力を底辺に置くことしかない。

 平等でない、典型はモノつくり。一歩的に、動脈から静脈に流れるように、生産から消費に流れる。お互いが作って、お互いが使っていく。その世界を作るには、環境社会が必要です。多様な世界観が必要です。先進国の世界観だけではダメです。

Iさんからのメール

 Iさんからメールが戻ってきました。一日掛かっています。メールはこのぐらいがちょうどいい。メッセンジャーと違い、その間、相手のことが考えられる。中野さんのように、半年とか10年とか20年掛かるものは異なりますけど。もう20年経ったけど、まだ、帰ってきません。

 「そろそろだと思ってました。冬は好きなので、ひんやりした空気を感じるとわくわくしてきます」「二万冊後の行方、気になります! 聞かせてくださいね」

 そこで、名古屋での映画をミリオン座の「向日葵の丘」にしたことを述べると同時に、ひまわりつながりで、リュドミラ・サベリーエフの「ひまわり」に関することを送りました。レスはいつになるのか。