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イオンとはじめるエコな生活で、もう千年、地球を美しいままにできる?

未唯へ。あなたは環境問題をどう意識していますか? モノを多く買うタイプでないので、エコ生活には順応しやすいと思います。

月曜日までに、図書館から借りてきた28冊の本は読んでしまった。2日間がまんしていたが、新刊書が読みたくなって、図書館に行ってしまいました。金曜日にはまた、30冊借りるから、5冊程度にしておきたかったが、11冊借りてしまいました。

その中に『もう千年、地球を美しいままに イオンとはじめるエコな生活』という本がありました。これは大きな勘違いをしています。これは、メーカーの論理です。それを市民活動的に述べているがまちがいです。

 第一章:夢のある未来のために--レジ袋削減、スーパーでの地球温暖化防止への貢献
 第二章:食の「安全・安心」のために--スーパーでの「食育」「地産地消」
 第三章:地球の水と緑のために--イオンの植樹活動
 第四章:地域のために、世界のために--
  地域のコミュニティがなくなっています。ショッピングセンターにできる役割はないのですか?
  大型スーパーやショッピングセンターにできることも考えてほしいのです
  ショッピングセンターに、安心して子どもたちを参加させられる場はありますか?
  お買い物をすることで、地域や世界を支援できませんか?

一番、気になったのが、第四章です。これでは、ローカルに考えて、ローカルに行動して、ローカルの人にイオンでものを買ってくださいということだけです。『もう千年、地球を美しいままに』と合っていません。それを言うなら、スーパーは新しい“型”、新しい循環を提唱しないといけません。

私にはヘルシンキ郊外エスポーのスーパのイメージがあります。地下に、ベルトコンベア式のごみ処理設備があり、1階がスーパーで、2階ではファンションショーをしていて、3階に市立図書館がありました。

日本では、上流で作られたものをスーパー経由でお客様に渡り、下流のごみ処理に流れていく。あたかも川の流れのように。それに対して、エスポーではスーパーから来たものをスーパーに返すということみたいです。川が少なく、湖沼に依存しているフィンランドらしさを感じるとともに、これが「持続型」「循環型」と感じた。

日本のスーパーも「環境」を標榜する限り、自分たちが本当にできることをしてほしい。
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