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GmL(Global meets Local)の典型が図書館です。だから惹かれます

μへ。私の図書館研究も10年ぐらいになります。その間に、図書館ボランティア、図書館協議会委員、図書館員へのプレゼン、新刊書の多読・速読を行ってきました。私が図書館に惹かれる理由がサファイア循環で理論化できそうです。GmL(Global meets Local)とはグローバルがローカルを支援することです。

仕事でも市民参画でも歴史研究でも、この最近の私のキーワードはGmLです。この間の富山の販売店の社長さんに対しても、一生懸命に、「グローバルがローカルをサポートすることが、企業が地域に入るためのポイント」だと力説していました。GmLを説明するときに、皆がすぐイメージできる例を示したいと思っていました。

今日、図書館の入口から楽しそうに入ってくる小学2年生くらいの女の子がいました。その後ろには小さな弟が続き、3mあとに、母親が続いていました。それを見ていて、図書館こそGmLであることを実感しました。ヘルシンキの図書館へ行った時にも、同じ風景を見ました。その時は思わず、「キートス」(こんにちは)と挨拶していました。

図書館はグローバルである市などがローカルの市民に対して、「本」を提供している。主役はあくまでも、市民です。その本で市民は自ら生涯学習し、コミュニケーションを可能にしていきます。よく、こんな文化を人類は生んだものだと思い、こんな文化がある以上は人類には希望があります。

「図書館友の会」設立して、その文化を拡大させていきましょう。社会全般に『図書館』のようなGmLの機能を意識していきましょう。

例によって、老人ホームで母親の部屋で本を読んでいたら、急に妹が入って来ました。姪のREIさんとギリシャ人の旦那が一緒です。昨日、ギリシャから3週間のお休みでやってきたので、おばあちゃんのところへ、顔を出したとのことでした。

びっくりしたのは、それまで「寝る」と言っていた母親が掌を返したように、愛想よくなったことです。こんな元気があるんだ! 

もう一人の姪の双子が来た時も元気だったと聞いていたけど、こんなに変わるものなのです。私は「本を読む」ために毎週来ていることにしておきましょう。

REIさん夫婦はまずは広島の原爆ドームに行くそうです。日本の中ではやはり、インパクトが大きいのでしょう。現代の「パルテノン神殿」かもしれません。
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