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成毛さんには「速読・多読」を図書館に展開してほしい

未唯へ。そろそろ本を読むようになりませんか? 想像力のためには本が一番です。そういう自分も本格的に本を読むようになったのは、ここ10年ですから、焦る必要はありません。だけど、本の世界があることだけは忘れないようにしてくださいね。

図書館に予約していた『本は10冊同時に読め!』019ナルという本が入ったという連絡があり、早速借りました。2月10日発刊の本で、作者は日本マイクロソフトの元社長の成毛さんです。内容はかなり、挑発的でした。

「庶民」から脱して、「クリエイティブ・クラス」になるには、あらゆるジャンルの本を、大量に読むこと。本からの情報を組み合わせることで、新しいアイデアが生まれる。本を読むことで、集中力が生まれる。想像力がないと、本は読めない。どこを読み飛ばすかを判断していくことで、決断力と情報収集力が身につく。

私は速読・多読をしています。この最近、本のDNAを感じるようになりました。一部分を読むだけで、全体が見えてしまうので、全てを読む必要がなくなりました。その判断が早くなりました。自分にないDNAはOCR化を含めて、自分の中に取り入れるようにしています。

成毛さんは若いうちから速読・多読を意識して行ったので、社長になれたが、私のように田舎でのんびりと生活していると、そうはいきません。当時の豊田市の図書館は3冊しか借りられず、古い本しかなかった。そんな環境では速読・多読は不可能です。

成毛さんは本は身を削って、本を買ってきて、家に15000冊、別荘に30000冊持っているそうです。そういう人に速読・多読を勧められても、本を買える人は少ないです。速読となると、2000円の本を20分で読んでしまうから、1分100円の換算になります。

豊田市立中央図書館が新しくなり、膨大な新刊書が確保できたので、やっと、私も速読・多読ができるようになりました。最初の5年間は返本ボランティアを「お仕事」のように行いました。図書館の役割とか、そこで働いている人の意識、図書館の本の配置とか提供の仕組み、図書館を訪問する人の様子が確認できました。

成毛さんも、米国マイクロソフトの元社長のビル・ゲイツ夫妻のように、図書館の本を寄付するなり、お金を寄付するなりして、「庶民」を「クリエイティブ・クラス」にする社会を作り出す方にまわって欲しい。
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