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「数学脳」は発想力です

未唯へ。あなたに数学者になってもらいたくて、未唯(みゆ)という名前をつけさせてもらいました。Mathematicsの頭文字のMをギリシャ文字にして、μ(ミュー)です。それで「未唯」です。

昨日のNHKの視点・論点「数学脳に学ぶ」をワンセグで録画して、バスのなかで見ながら考えました。数学ででは考えに考え抜いた挙句に、まるで別のことをしている時にふっと、解決方法が見つかると言っていました。数学者というのは、一つのことが考えられるものです。思考が日常の中に入り込んでいます。

このブログも、私の中の発想の瞬間を残したくて、続けています。私は中学の時からの課題について考えています。おかげで、「持続可能性」を達成するには「サファイア循環」でないといけないことに気付き、さまざまなものを再構成しています。

数学というツールは本当に使い道がある道具です。だけど、市販の本で出てくるのは計算式とか理科的なことばかりです。インド式の計算方法などというものは、数の利点であって、数学の利点ではありません。

今日の面接でも、販売店システムの全体構造とアプローチ方法の根底にあるのは「数学」ですが、それらを述べるところがどこにもないから、表層的なことでごまかしました。

数学の考え方・手法を皆に理解して、使ってもらいたいものです。その時のキーワードは以下のようなものです。

 ・アナロジー:歴史も仕事も図書館も社会も、基本は「サファイア循環」で説明できます。対象を替えることで、それぞれのフェーズがどこまで来ているのか、どうすればいいのかまでわかっています。
 ・空間配置:言葉とか論理を配置することで、余分なものがなくなるし、2次元でも3次元でも4次元でも“立体的に”考えられます。言葉とか、数式を超えた直観の世界を使えます。
 ・ゼロからの発想:数学はいつでも原点に戻って、再構成します。イレギュラーがあると、その要素を含んだ空間でインバリアントを決めて、空間を定義します。だから、いつでもシンプルでいられます。
 ・ローカルとグローバルの関係:トポロジーの理解なしに、ローカルとグローバルの関係は理解されない。社会に出発するときに、トポロジーを必須にすれば、社会は根底から変わります。

これらを世の中に出していける、強力なインタープリターが現れるのを待っています。
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