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グローバルでのトラブルへの対応は「思いやり」

μへ。この最近、グローバルな仕掛けでのトラブルが続いています。ネットワークとか集約サーバでのトラブルが原因で一時的に使用不可になっています。その時の対応が、技術的アプローチでの原因究明とか、センターからの「おわび」などの事務処理になっています。

ローカルからグローバル(LmG)に来て、グローバルが支配権を握った世界からグローバルがローカル(GmL)を支援する形に来ている以上はトラブルを絶好の機会と捉え、ローカルから信頼を得ていくことを考えないといけない。

そのためには『トラブルをチャンスに変える』ことしかない。ポータルのように機能は作るが、コンテンツはユーザが作り上げるようなシステムでは、“すべて”のケースは「ありえない」し、そのケースは拡大していく。また、ユーザーは自分の判断でさまざまなアプローチをしてくる。そこでのトラブルを活かしていくことで、多様性が保証される。

(現象)トラブルは拡大している
 ・モノは壊れるものですね~ネットワークの中核のPEルータも壊れる
 ・影響は確実に拡大し、遠ざかる~プログラムレベル、コンテンツレベル、さらにネットワークレベル、サーバレベルとなれば、大規模なトラブルになる
 ・サポートセンターは仲介者であり、責任者ではない~企画部署で対策を指示しないといけない

(対策)グローバルシステムのトラブル対応がローカルを無視した対策になっている理由
 ・技術的なアプローチ:高度な技術のハードパスになり、原因追求だけでも時間がかかる
 ・責任問題:大きな仕組みと多くのメーカーと担当者が関係し、自分の範囲での対応に追われる
 ・対応と対策:トリガーが見えなりケース、が多様化しているので、制約と制限を課すことがメインテーマになる

(トラブルを生かす対応)
 ・ローカルの人の立場になって、トラブルの拡大を未然に防ぐために、同様なトラブルが他で発生する可能性をつぶす。
 ・ローカルの人に、グローバルでの仕組みをオープンにして、納得してもらうと同時に、システムを一緒に守っていくスタンスで、色々と相談しあう環境を作り出す。
 ・最後にケース分析から、「使われ方の変化」を察して、機能の変更の要否を検討する。

このスタンスで、落ち着いて、対策させていくのが、ローカルを支援する、グローバルシステムの姿です。
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