歴代誌第二 18章12−34節
誕生日の昨日、夕食を外でいただきました。飲み物と新鮮なサラダと美味しいピザ、デザートは三種類のシャーベット。二人でそれぞれを分けあって食べても満腹。良い時間を過ごしました。
南王国ユダのヨシャファテ王にとって、北王国イスラエルのアハブとの共同作戦は、良い時間どころか散々でした。神に聞き従う姿勢を保っていたヨシャファテには、これで良いのだろうかという疑念が常にあったのではないだろうかと、考えます。主に伺ってほしいとのヨシャファテの願いに、アハブは非常に疑わしい答え方をしました。
ここには、真実を預言するミカヤが登場します。彼は予め王が気に入る預言をするようにと頼まれて、それをあざ笑うかのようにわざと王の好みに添ったことばを語ります。そんなミカヤにアハブが「何とおまえに誓わせたら、おまえは主の何よって真実だけを私に告げるようになるのか」と言うのは皮肉なことです。
ミカヤとゼデキヤ、どちらが主によって語っているのかが問われています。
事ははミカヤのことばどおりに、いや神のことばどおりに進みます。ヨシャファテに自分の服を着てもらうなどまでして自分の身を守ろうとしたアハブに流れ弾ならぬ流れ矢が命中して、あっという間にいのちを落としてしまいます。人を生かすのも殺すのも神の御手のうちにあるということをこの出来事はまた、教えているのです。
これで、ヨシャファテは悪夢から目覚めたのでしょうか。
聞いて心地よいことばを求めやすいのが私たちですが、「耳障りの良くないことば」こそ、耳を傾ける必要があるとのこと、そのとおりですね。