みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

七年目に…

2011年08月11日 | 歴代誌第二
Ⅱ歴代誌23章

 
 いやぁ。暑いですね。「『暑い』と言うと余計暑くなる」、と言われそうですが、暑いものは暑い。  お隣りの市は「日本でいちばん暑い街」を標榜していますが、そこの予想最高気温が39度だそうです。さて、どうやってきょうを乗り切りましょうか。

 生まれたばかりの幼子ヨアシュを隠して七年後、とうとうその日がやって来ました。映画やドラマで見てみたいと思う箇所です。
 祭司エホヤダが蜂起したのです。彼のアタルヤ包囲網は着々と準備され、「クーデター」は全土的なものになっていきました。「王さま。ばんざい」という人々のことば、「謀反だ。謀反だ」というアタルヤのことばが対照的です。ユダの最暗黒時代が終わりました。「一般の人々」ということばがこの章に三度繰り返されています。国中がこの日を待ちわびていたということを伝えることばだと思います。

 「神の約束を信じ、立ち上がる器が起こされますように」というのが、きょうの「みことばの光」の祈りのことばです。ひとりの行動が国を変えるというのは決して大げさなことではないな、とエホヤダを見て考えました。

 世の中を何とかしなければ、と思いながら、「だれかがやってくれるだろう」ということで終わることが多いのではないのか、と反省。話がそれますが、先日電車の中で会社帰りの方が床の上で寝ていました。私も含めて、だれも声をかけません。まるでその人が目に入らないかのようにそれぞれが携帯電話をいじったり、居眠りをしたり、話をしたりしています。「だいじょうぶかしら」と促す妻に「きっと、酔っぱらっているんだよ」と答えました。やがて私たちは電車を降りたのですが、「ほんとうにだいじょうぶだったのか」という心配とともに、一声掛ければよかったとの悔いも残りました。
 
 「だれかがやってくれるだろう病」にかかっていました。
 


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