安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
昨夜は恒例の「仙台年金友の会」(自称)が秋保温泉で開催されたので68年に一度のスーパームーンを
拝観することは出来なかった。
しかし、後で聞いたら仙台では雲に隠れて観ることが出来なかったらしい。

(2016.11.15 PM6:42 撮影)
一関に戻って一日遅れのスーパームーンの撮影に挑戦したが、月が東の空に顔を出した途端に雲に覆われ、
その後は見え隠れ状態が続き、なかなかシャッターチャンスが訪れなかった。
写真は全体像が見えた時に慌てて撮ったためか焦点が少しブレ、月の輪郭も明瞭ではなかった。
でも、それはスーパームーンが「月光」の域を超え「太陽のように光り輝いていたため」ということに
したい。(笑)
産直には小麦粉も出している。
自家生産だが外注している製粉代の負担が大きくスーパー等の価格よりも「やや高め」となっている。
それを「風味豊かな地粉」であることや「手打ちうどんのレシピ付き」であることをアピールしてカバーしていた。
先日、来訪した小林先生にそのレシピを見せたら「もっと分かり易く、美味しく作れるレシピを作ってあげる」と
言って早速頂戴したのが下のレシピ。
自ら実践し豊富な経験に基づいて作成した写真付きの詳細なものだった。

「職人に負けない」とか「足で踏まない」等 先生の創意工夫が満載となっている。
このレシピをPCのカラー印刷で利用したいと思いメールで送信して貰ったが、一太郎で作成したためか私のスキル不足
のためか開くことが叶わなかった。
止むを得ずコピーで対応することにした。
「こだわりの農業」をスタートさせて10年が過ぎたが、こだわっているのは安心、安全よりも
「美味しさ」だった。
残念ながら「美味しさ」は絶対的な評価ではなく相対的なものなので、当方の目論見通りにお客様が
評価してくれるとは限らない。
しかし、「美味しさにこだわって作っている」こと自体は客観的事実なのでオリジナルのシールや
POPを活用してアピールするようにして来た。
そんな努力が実りつつあるのか、最近になって「熊谷千代子ブランド」を選んで購入するお客様を
目にする機会が続いた。
それは「大きな励まし」になると同時に「努力することの大切さ」を改めて再確認する場となった。

今日で大豆の収穫がほぼ終了した。
しかし、今年の大豆は「こだわり」を云々する以前の大不作だった。
先月亡くなったジイチャンの仏壇には毎朝お茶とお線香をあげて冥福を祈っている。
また、七日単位で巡って来る「拝み日」にはお墓参りも欠かさず励行している。

(今日収獲を終えた大豆畑と「霜後の滝」は隣接している)
本来であれば「喪に服する期間」で温泉旅行等は自粛すべきかもしれないが、以前から計画されていて
農閑期にしか出来ないことなので「ジイチャンも理解してくれるもの」と思っている。

(畑の端からは左下に僅かに滝が見える)
今朝も「拝み日」に当たり、墓参りをしていた時に周囲の林がザワザワと騒ぎ出した。
通り雨でも降り出したのかと思っていたら墓石が音を立てて揺れ出し始め、初めて地震と気付きて慌てて
墓から離れた。
一関地方は震度4と後で知ったが、お墓で地震に遭ったのは初めてだったので、ジイチンが「遊び過ぎ」と
怒って「地震を起こしたのかも・・・」と一瞬思ってしまった。
今の季節には珍しく朝から一日中雨が降り続いた。
お陰で中仕事に終始したため昨晩のバドミントンの疲れを癒すには幸いだった。
一方、産直の売上は気温の低下に連動するかのように低下傾向を辿っている。
急な気温の低下にお客様も順応出来ずにいるのかもしれない。

寒くなるとビールよりも日本酒が恋しくなる。
先月末に八食センタで仕入れた日本酒も既に一本は空になった。