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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

総会 その四 外圧

2015-03-21 20:40:14 | 社会
民主主義の時代に「話し合いで解決する」のが一番であることは十分に理解している。しかし、理屈が通じない相手との
話し合いは「百年河清を俟つ」ような苦労が伴う。
道理を通そうと「多勢に無勢の戦い」を進めるには「外圧」を利用することも必要になる。
利用できる「外圧」としては一番手っ取り早いのが「市役所の指導」だが、先に紹介したように市役所は「当てにならない」
ことも少なくない。


(春を迎え保留していた農道の砂利敷きを行った。霜後分は中山間、高森分は多面的機能からの交付金を利用した)

三年前まで行っていたオママゴト共同事業は「税金の目的外利用」、今回の公民館の樹木の伐採は「器物損壊罪」、また総会
の議決を経ない予算執行は「背任罪」、違法行為にお金を使ったのは「横領罪」に当たる。

「税金の目的外利用」については、農政に詳しい市議の応援を得て二年前に市役所の指導を改めさせた。
また、今回の違法行為については「早急に総会を開かないと警察に訴えるよ」と代表に警告を発したが、虚言癖があるだけでなく
話しの内容を理解しようとしない代表にはその意味する所さえ理解して貰えなかった。
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エゴマ

2015-03-20 21:58:21 | 産直
TV番組でエゴマ油が「認知症の予防に効果がある」と紹介されたら「スーパーからエゴマ油が消えた」と
いう。
それだけ認知症に対する関心が高いということのようだ。

そんなニュースを他国の話しのように聞いていたら、なんと産直の店頭からもエゴマが消えてしまった。

通常なら一日一個も売れないエゴマが店頭に並べて数日で完売となる日が続いている。



エゴマは店頭に並べるまでに選別等に「手のかかる商品」なので、売れるからと言って直ぐに追加で
きる代物ではない。
出来るだけ切らさないよう細々と出荷し続けているが、なかなか追いつかない状態になっている。

エゴマの作付は昨年限りで止めることにしていたが、この動きを踏まえ「再検討」とすべきかもしれない。

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総会 その三 卓袱台返し

2015-03-19 21:20:25 | 生活
行政用語では「補助金と交付金」を明確に使い分けていることを今回の説明会の場で指摘されて初めて知った。
その区分で行くと中山間地支払も多面的支払も「交付金」に当たるようだ。

その補助金ならぬ交付金算定の基礎は耕作面積で、支払の目的は「農業の維持発展」であることは言うまでも無い。
従って、農地維持のための草刈日当は耕作面積見合いで割り当てる集落が殆どで県が作成した「実施留意事項」もそれを
前提として記載されている。

これは中山間地の農業で「一番大変なのが草刈り」であることを考えれば当然の整理と言える。


(雨上がりの市野々の麦畑)

ところが、我が集落では「草刈は二人以上の共同作業のみ日当支払の対象とする」という全く実態を無視した馬鹿げた
内容となっていた。

ピント外れの計画を作り当然予想される反対意見に対する理論武装もしていなければ戦えるはずもない。
役員達は殆ど弁明も出来ないまま無責任な「卓袱台返し」で幕を引いた。

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チェンソウ

2015-03-18 21:32:57 | 生活
二日前から急に春の陽気となり杉林からは大量の杉花粉がオレンジ色の煙のように
なって風に舞い、まるで「黄砂の襲来」を思わせるようだ。
田畑が乾いたら耕耘を始めなければならないので薪の搬入を急がねばならない。
しかし、今日は夜までヤボ用続きで農作業に使える時間は僅か二時間。
薪の搬入は軽トラ一台分を運ぶのがやっとだった。



山にはチェンソウ二台を持参している。
刃が挟まった時の救出に便利だし、一台に機械トラブルがあっても作業を中断せずに済む。
もっと早く気付くべきだった。
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総会 その二 総会無視

2015-03-17 19:10:51 | 社会
26年度の途中からスタートした「多面的機能支払」の活動計画や予算について、役員が総会の議決を経ないまま
実施していることを問題視していることは以前にも紹介した。

役員に「早急に総会を開催するように」と求めたが一向に応ずる気配がないので、市役所にその指導を求めた。
その際に、主管だけでなくこれまでの集落の経緯を知っている関係で農林部長にもメールで指導をお願いした。
ところが、反応がないので再度メールで督促したら「いずれ年度末に事業報告があると思うのでそれまで待つように」
と驚くべき内容の返信があった。

指導責任を有する市役所の幹部が総会に関して「この程度の認識しか持っていない」ことにビックリ仰天してしまった。
二年前、総会案内を全員に通知せずに開催し「総会が無効」になったことがあったが、その際も農政課の主管が「有効」
と誤った判断をして混乱を生じさせていた。
ことほど左様に市役所職員が所掌する業務に精通していないことに呆れることは日常茶飯事だが、幹部職員がこのレベル
では「推して知るべし」ということだったのかもしれない。


(薪の搬入は未だ緒に就いたばかり。薪の山が何列並ぶか見当がつかない)

ただ、本件については県内の他集落でも同様の事例が見受けられたらしく、2月末に県の主管から「活動計画等必要な
事案は総会に諮ること」と注意喚起の文書が各代表役員に通知されていた。
しかし、自分達の都合のいい情報は直ぐに採り入れ(しかも勝手に拡大解釈する)、都合の悪い情報は「無視或いは知ら
ないことにする」のが我が役員の得意とするところなので今回も同じ轍を踏んだ。
あろうことか「集落単位では総会は開催しない」と役員会で決め、本年度の事業報告も決算報告も無い暴挙に打って出た。
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