霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

{完売」を求めるべからず

2014-09-25 21:30:34 | 
夕方、産直に枝豆の在庫を確認する際、「完売」と聞くのは嬉しい限り。
しかし、「売れ残り」を避けるために出品数を少なくするのは「愚の骨頂」となる。

なぜなら、収穫期を迎えた枝豆は畑で日増しに「老化が進展」するので、可能な限り多く出品したい
意向がある。
最悪売れ残ったとしても若干値下げすれば翌日には「完売」となることも考慮すれば多く出すことに
躊躇する必要はない。

そんな理屈を頭では理解していながら、雨の日は「客足が遠のく」との思いもあって、今日の出品数を
かなり抑制してしまった。
結果的に昼前後に「完売」になった産直もあり午後のビジネスチャンスを逸してしまった。



一方、お盆前後から出品を続けているインゲンは、天候の影響も受けて日によって収穫量が大きく異なる。
籠二杯分も収穫する日もあれ僅か数パック分の時もある。
そんなインゲンに関しては昼前に「完売」になったとしても何の不満もない。
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養鶏

2014-09-24 21:40:55 | 家畜
鶏の餌とするため飼料用米を作っているが年間所要量の半分程度でしかない。
それは「産直販売用のウルチ米を確保するため」というのが理由だった。

しかし、産直の売行きがイマイチの今年の状況を勘案すると「減反政策の見直し」という大きな
制度変更が落ち着くまでは飼料用米を主とする作付けに変更するのが得策かもしれない。



昨年から雄鶏を導入した効果で生存率や産卵率が向上し卵の売り捌きに一時的に苦慮することも
あったが、今は「フードバワー(キリンヤ)」にも出すようになって需給がバランスするようになった。

百羽を超えることもある養鶏に「飼料用米」を上手くマッチングさせることで「米作り」の「生き延び
策」にもしたいと思っている。



大量飼育も機械化もせず古来の伝統的な養鶏は手が掛かり「儲かる商売」では決してない。
しかし、それでも続ける背景には「有事の際の貴重な蛋白源の確保(卵と肉)」いう壮大な狙いも隠され
ている。

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好天の下

2014-09-23 19:34:15 | 
今日の稲刈りは家の直ぐそばにある二枚で終えた。
コンバインで刈り取るだけならその数倍は可能だが乾燥機の容量に制約される。
乾燥機が一杯になった時点でその日の稲刈りは終了となる。



稲刈りを早めに切り上げて他の仕事をする予定でいたが、籾を積んだ軽トラのエンジンキーが
突然動かなくなるトラブルに見舞われ小一時間ほど無駄にしてしまった。
軽トラのトラブルは全くの想定外だった。



陽が落ちる直前に後山の畑でミョウガと枝豆を収穫した。
小屋前の畑で大根と隣り合わせで蒔いた赤蕪が大分生長していた。
雑草も目立ち始めたので早々に「中耕除草」をしなければならない。
コメント (2)
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参加表明

2014-09-22 19:50:16 | 仲間
既に40年以上前になるが入社して数年後に東京で長期の研修を受ける機会があった。
その時の仲間がネット上で掲示板を運営している。
それを利用して11月16~17日に名鉄犬山ホテルで開催される同窓会への参加を
表明した。


岩手の熊谷です。
大変ご無沙汰しております。

米価が下落の一途を辿っていますが、「自給自足」を起業コンセプトとしている身と
しては主食を作付けしない訳には行きません。
米の赤字は覚悟の上で他の作物で零細農家の経営を支えようと企図しているところです。



青空の下、今日から稲刈りをスタートしました。
写真では颯爽として見えるかもしれませんが枝豆等の出荷で毎朝三時起きの日が続いていて
「こう見えても疲れまんねんねん」(笑)

ところで11月中旬に予定されている「ひこばえ会同窓会」には夫婦で参加します。
当初から参加を決めていましたが案内状を送って頂いた大橋さんへは未だ返信しておりません。
この掲示板にアップしてから発送するつもりでおりました。
返信が遅くなりましたことをお詫び致します。

多くの同窓が集まることを期待しておりますが、少ない時はそれなりに「少数精鋭」で愉しみ
たいと思っております。
東海の幹事の皆様、どうぞよろしくお願い致します。


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稲刈り前夜

2014-09-21 19:32:38 | 
兼業農家が殆どの集落内では昨日、今日は稲刈りラッシュとなった。
我が家ではいつもは先陣を切って稲刈りをしていたが今年は乾燥機が入っている部屋の改装工事の
關係もあり未だ始まっていない。
秋らしくも無いにわか雨が続いたりして田んぼの乾きがイマイチであることも踏み切れない要因と
なっていた。

しかし、隣近所の稲刈り後の田んぼを見るとかなり乾いていたし今日の好天で条件はかなり改善さ
れたようだ。
そんなことから改装工事と並行する形とはなるが明日から稲刈りをスタートさせることにした。



明日に向け暗くなってから軽トラに籾運搬用のコンテナを積み込んだが、年に一度のこの仕事は
例年のことながら「設置の仕方」を思い出すだけでも一仕事となった。


(明日に備えて収獲して来た大根)

当地では今の季節の大根は珍しい。
今朝の産直に少し高めの価格で10本余り出したら直ぐに売れたらしく、昼前に追加を催促されたが
「明日も出す」ことで勘弁して貰った。
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