霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

予約アクシデント

2014-09-19 19:28:20 | 産直
それは一号ハウスで菜種の脱穀作業をしている時だった。
「道の駅」から電話が入り「枝豆三袋を予約しているお客様が夕方来店するが、キープするのを忘れている内に完売となったので
追加で出してくれないか」とのことだった。

家に在庫を抱えているはずもないが、折角我が家の枝豆をご指名頂いたお客様の「期待を裏切る訳には行かない」との思いが咄嗟に
頭をよぎった。
しかし、時刻は午後四時少し前。
畑から収穫していたのでは間に合わない。
そこで「新鮮館おおまち」に在庫を確認したら「未だ残っている」とのことだったのでそれを回収することにした。

予期せぬアクシデント対応で時間を取られ、今日終える予定だった菜種の脱穀は残ってしまったし、日課となっている枝豆の収穫は
暗い中での作業を覚悟する破目に陥った。


(久し振りに「足踏み脱穀機』が活躍)

それでも急遽出かけた「新鮮館おおまち」で嬉しい出会いがあった。
枝豆売り場で我が家の枝豆を見ていたお客様にいつものように「声かけ」したら、なんと昔の職場仲間のIさんだった。
既に古希を過ぎている筈だが相変わらず若々しく美しい。
以前は朝の時間帯に時々見かけたがここ数年は全くのご無沙汰で気になっていた人だった。

そのIさんから「お宅の枝豆が美味しいので昨日も三袋買ったばかり」と大いに励みとなるコメントを頂いた。
今日も三袋買って行かれるIさんに「男の気持ち」として追加で一袋サービスする心意気を示したのは言うまでもない。
コメント
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