霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

大雨警報

2013-07-26 21:38:16 | 天気
長雨続きのところに追い打ちをかけるような「大雨警報」が出た。
昨日から雨は断続的に降り続いていたが、午後二時過ぎからの豪雨が長かった。

五時近くに小降りになったので田んぼや畑を一巡りした。
畑では作物が冠水した所もあり、田んぼの畦道からは水が溢れ出ていた。
また、堰の水も水路から溢れ農道越しに田んぼに流れ込んでいたりもした。


(濁流と化した久保川。この後、水量は更に増加の一途となった)

一番心配なのは堤の水が土手から溢れ出ることで、土手が決壊したらとんでもない
被害の恐れがある。
何処の堤も水が満杯で排水口から流れ出る量だけだは足りない状態となり、既に
一部の土手から水が溢れ出ている所もあった。
急遽排水口を広げ、給水用のパイプの栓も開けて回った。

幸い夜になって雨は止んだが明日も大雨警報が出ているので、明朝は堤、畑、田んぼ、
それぞれの排水促進を図らねばならない。

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雨の日は「草刈り」

2013-07-25 21:50:07 | 
梅雨は既に一カ月にも及ぶ。
その間、作業日報の天気欄に「晴」と表示されたのは僅か二日のみ。
それでも未だ雨は降り続く見込みで、今日も朝から小雨の降る一日となった。



こんな天気でも出来るのが「草刈り」。
タイムリミットである今月末までに終わらせるよう朝から徹底して田んぼ周辺の
「草刈り」に励んだ。
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アニマルキラー その三

2013-07-24 20:59:59 | 野菜
電柵に電気が通っているかどうかを今はテスターを使って確認しているが、
当初はそんな便利な物があることも知らずに手で触って確認したりしていた。

触ると「ズン」と一瞬重苦しい痛みが身体全体を走り抜ける。
出来れば触りたくないので「美しい譲り合いの精神」でお互いに押し付け
合ったりしたこともあった。
次第に機械が正常に動いていることを示す「青ランプが点灯していればOK」
という安易な判断をするようになっていた。
だが、実際は電気が弱くなって効き目が十分でなかったこともあったようだ。

テスターを使うようになってからは何カ所かでチェックすることにより問題箇所の
早期発見が出来るようになった。



雨続きで培土機は畑に入れないが、市野々は水はけのいい畑が多く「土寄せ」が
可能だった。
写真の畑は三月まで笹薮が繁茂していた所。
今年はまともな収穫が期待できないものと思っていたが、今までのところは順調に
近い生育状況となっている。
周囲が竹藪等で囲まれ風が通らないので刈り払ってやりたいが、当分はそこまで
手が回りそうにない。
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アニマルキラー その二

2013-07-23 22:41:15 | 野菜
電柵用の機械は一般電源を使うもの二つ、それにソーラー方式、バッテリー式、電池式と全部で
五種類保有している。
それぞれ畑が分かれているのでどうしても数が必要となる。



一番広い面積をカバーする後山の畑は一般の電気が使えるように電力会社に依頼して
電気を引いている。

昨日、応急で仮設置したソーラー式を外し本来の機械に戻した後に、テスターを使って電気の流れを
確認したら何処でチェツクしても注意信号が出る電力量でしかなかった。
どこかで草が絡み付いているか若しくは電線が大地に接触している可能性があると思い一番遠い所
までテスターでチェックしながら一巡りしたら、何とスタート地点まで戻った所で余った電線を巻いた
リールの電線が直接地面に触れていた。


(テスター)

既に何年も経験している電柵設置にこんなに苦労した年はなかった。
その原因は、「機械や電線の劣化」というよりも使用する人間の「劣化」が大きく影響しているようだ。
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アニマルキラー

2013-07-22 19:07:13 | 野菜
苦労して育てたトウモロコシがようやく収穫期を迎えたと思った途端に「熊や狸の被害に遭う」
というのはよく耳にするところ。
そんなことにならないよう電気柵を使って防御しているが、昨年はたまたま雷害で機械が故障
した隙に狸の被害を受けてしまった。

一度味をしめると「虎穴に入らずんば虎児を得ず」で電気ショックを乗り越えて入り込む狸も
出たので、今年は二重に電気柵を設けて万全を期そうと思っていた。

収穫期が近づきそろそろ柵を巡らそうかと思っていた矢先に、気の早い狸に数本食い荒ら
されていた。

慌てて電柵を設置しようとしたら電気を流す本体の電源が入らないトラブルに見舞われて
しまった。
昼から雨の予報が出ていたので、その前に少しでも豆畑の土寄せを進めたかったので
原因究明は後回しにし、取り敢えず代替えでソーラー式のものを設置し当座を凌ごうと
思った。
ところが今度は何故か電線に電気が流れないトラブルに見舞われた。
試行錯誤で小一時間ほど無駄にした挙げ句に、直接メーカーに電話照会してようやく
解決することができた。



一方、電源が入らなかった機械は「既に六年も使っているので寿命かも・・・」と諦め加減
だったが、たまたま午後に訪れた乾燥機の営業マンが「以前、その種の仕事をしていた」
というので早速診て貰ったら、二つに分かれている本体を一体化する際に裏表を逆にする
という「極めて初歩的な間違いをしていた」ことが判明した。

トラブル続きと仕事が前に進まない焦る気持ちのダブルショックで午前中は暗澹たる気持ち
になっていたが、トラブルが一気に解消したら「急に視界が開けた」ような感じがした。
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