shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

ビートルズ、ついに全アルバムがリマスター!!!!!

2009-04-13 | The Beatles
 キタ━━━(゜∀゜)━━━!!! 時の経つのは早いもので、思えばビートルズの全アルバムが初めてCD化された87年から既に20年以上の年月が過ぎ去った。当時はCDが普及し始めて間もない頃で当然デジタル技術もまだまだ未熟、アナログ・レコードに拘るマニアックなファンからは音が硬いだの高音がキツイだのとボロクソに言われていたが、すでにアナログLPに見切りをつけていた私はCD化されたというだけで大喜びし、すべて買い揃えて楽しんでいた。その後、デジタルのマスタリング技術は目覚ましい進歩を遂げ、90年代半ばぐらいにはCDの音が飛躍的に向上、アナログを超えたとは言わないまでもそれに近い自然な音で、しかも迫力のあるクリアなサウンドが聴けるようになった。その結果、それ以前に出たCDは今の耳にはハッキリ言って聴くに堪えない代物に成り下がってしまった。テクノロジーの問題だけでなく、マスタリング・エンジニアの感性にも大いに問題があったのかもしれない。さすがにビートルズのCDはジョージ・マーティン自らがマスタリングに関わったとというだけあって音のバランスは良かったが、残念なことにカッティング・レベルが低く迫力に欠けていた。
 その後CDレコーダーを手に入れてからは録音レベルを音が割れるギリギリまで上げてCD-Rに焼いて悦に入っていたものだが(←アホ?)、先日たまたま見たHMVサイトのトップ・ニュースで「21世紀に最高の音質で蘇る!初の全オリジナル・アルバム・リマスター盤、9月9日全世界同時発売決定!」という文字が目に飛び込んできた時は思わず声を上げてしまった。おぉ、ついにこの日がやってきたか!私はデビュー50周年にあたる2012年あたりを予想していたのだが、著作権etcの諸々の事情で前倒しされたのかもしれない。とにかくこのニュースはまさに青天の霹靂で、真夜中だというのに大コーフンしてしまって中々寝付けなかった(笑)
 一夜明けても頭の中はビートルズ・リマスターのことばかりで仕事も手につかない。まぁ世間は「ラヴ」の時みたいに「音が格段に良くなった」派vs「ビートルズの音に手を加えるなんてけしからん」派に分かれて喧々諤々賛否両論渦巻くのだろうが、嫌なら買わなければいいだけの話。私は当然買いますよ!「音がちょっと良くなったぐらいで中身の音楽そのものが変わるワケじゃなし...」と言われようが、「モノでもステレオでも一緒やろ」(←ミックス違いが色々あって楽しいんよ!!!)と言われようが、それがどーしたソー・ホワット!下らない新譜を買うぐらいなら音の良くなったビートルズを買って楽しむ方が遥かに理に適っていると思う。そんなことよりも今一番気になってるのは「ステレオ盤バラ売り」、「ステレオ・ボックス・セット」、「モノラル・ボックス・セット」という3つの選択肢のどれを選ぶべきかということと、日本盤と輸入盤のどちらを買えばいいのかという、この2点である。
 まず初CD化音源が一番多く含まれているのが「モノラル・ボックス・セット」で、「ヘルプ」から「ホワイト・アルバム」までの6枚分のモノ・ミックスと「ヘルプ」「ラバー・ソウル」のオリジナル・ステレオ・ミックス(87年の時はジョージ・マーティンがCD化に際してミックスをやり直したニュー・ヴァージョンだった)、それに「パスト・マスターズ」のモノ・ヴァージョンというからこれはもう何が何でも手に入れねばならない。かといって初期4枚のステレオ・ヴァージョンはアナログLPでも持っていないのでこれも絶対欲しい。ステレオ・ボックス・セットは“バラ売り+特典DVD”ということらしいから、結局2つのボックス・セットを買うことになりそうだ。まだ5ヶ月もあるから月1万5千円ずつ貯金していこう(^o^)丿
 日本盤vs輸入盤の件に関しては、今回はCDエキストラ仕様ということでさすがの東芝もCCCD化は無理やろな(笑) 心配なのは輸入盤DVDの方で、UK盤はPALの可能性が、US盤はリージョン1 の可能性が高い(>_<) パソコンやフリフリ・プレーヤーでしか見れへんのもイヤやし、かといって大嫌いな東芝EMI(ネイキッドやジョージのダークホース諸作再発をCCCDにした暴挙を私は許していない!)にお布施する気にもならんし... まぁあと半年もあるからもっと情報を仕入れてゆっくり悩むとしよう。

The Beatles Remasters Trailer
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