津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■宇土支藩11代・立則公書簡

2024-03-21 10:36:14 | オークション

    1649【真作】 肥後宇土藩主 細川立則 佐々木顕発宛書状 江戸後期の大名 熊            

    正月の定例の挨拶状である。立則は宇土細川家の11代だが、嘉永4年に父・行芬の病気により跡式相続をしている。
宛先の佐々木顕発はその履歴が誠に不思議な人物で、一介の旗本の家来から御家人ー旗本となり、勘定奉行・町奉行・外国奉行
へと大出世をした人物として知られる。

立則は文久2年に隠居しているから、佐々木顕発はその時期すでに奈良奉行になっており、以降大阪町奉行・小普請奉行となり、
一時期反井伊直弼派で免職となり、その後徒頭・作事奉行となっている。町奉行・外国奉行となられたのは立則の隠居後である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■オタンチン・パレオロガス | トップ | ■幕府と戦った天皇 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

オークション」カテゴリの最新記事