大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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中谷防衛大臣 福島大滝根山分屯レーダー基地視察「テロ対処に役割」 

2015年11月18日 18時26分12秒 | 我が国の安全保障問題

福島大滝根山分屯レーダー基地


中身のアクティブ・フェーズドアレイレーダー=J/FPS-3A

中谷防衛大臣は、福島県のレーダー基地部隊を視察し、「テロに対処するうえで非常に役割は大きい」と重要性を強調しました。
中谷大臣が視察したのは、福島県の標高1000mを超えるレーダー監視基地です。一日も休みなく24時間体制で警戒監視活動を続ける隊員を激励しました。
中谷防衛大臣:「思い出すのは、9・11のテロ事件においては、航空機のハイジャックがありました。こういった状況をいち早く発見し、対処するうえにおいても、この基地が果たしている役割というのは非常に大きいという気が致します」
NSC(国家安全保障会議)で国内でのテロ防止に万全を期すことを確認した直後の視察だっただけに、中谷大臣はレーダー基地をテロ防止にも生かしていく考えを強調しました。

@遠距離用と近距離用の2種類の空中線装置からなる回転式のアクティブ・フェーズドアレイレーダー。信号処理装置などは地下に設置されており、抗堪性を向上させている。日本で開発、実用化した初めてのアクティブ・フェーズドアレイレーダーである。遠距離用は2次元(方位、仰角)、近距離用は1次元の電子走査方式で、1,000個を超える素子アンテナ毎に半導体マイクロ波送受信モジュールを有する。
2008年度から、ミサイル防衛に対応するために弾道ミサイルを追尾するための能力向上が行われ、2009年度までに全てがJ/FPS-3改に改修されている。
擬似電波発生装置(デコイ)より囮電波を発生させ、電波ホーミング・ミサイル(対レーダーミサイル)を妨害する電子戦にも対応している。また、光ファイバーケーブルを用いた遠距離・高速・大容量データ伝送技術を警戒管制レーダーで初めて採用し、レーダーアンテナとオペレーションルーム等を隔離する事により、要員・器材の安全確保を可能とした。
航空機というか飛んでくる飛翔体(基本的にはミサイル)のすべてを監視(迎撃)しているのであって、現場を訪れて隊員を激励するのは大いに結構だけど、余り意味不明な事はいわないように。