大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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「新疆ウイグル族300人がIS加入」 中国紙報道に一部外電「弾圧の合理化」

2015年11月19日 06時26分58秒 | 暴戻支那の膺懲
 
東トルキスタンイスラム運動の旗         ETIMのメンバー

米の自由アジア放送(RFA)は16日、パリ同時テロの翌日に当たる14日、中国新疆ウイグル自治区のウルムチ空港の旅客機内でウイグル族2人がテロ容疑で逮捕されたと報じた。中国紙環球時報は、イスラム過激派組織、イスラム国(IS)に加わるウイグル族が増え、中国当局がテロの脅威に苦しんでいると指摘した。
中国の習近平は15日、トルコで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議の非公式の場で「我々が直面する最大の試練はテロだ」と述べた。外電報道によれば、習主席は「中国も新疆ウイグル自治区のイスラム勢力から深刻なテロの脅威を受けている被害国であり、中国のテロ撲滅も支持してもらいたい」という趣旨の発言も行ったという。中国公安当局は同日、空港、鉄道駅、商業施設、学校でテロ防止策を立て、銃器、危険物などの監視、小包の安全検査を強化すると表明した。
中国当局がパリ同時テロに敏感に反応したのは、最近ウイグル分離独立運動勢力がISに加わるケースが増えているためだ。マレーシアのアーマド・ザヒド内相は今月1日、「ウイグル族のIS隊員は少なくとも300人いる」と発言した。張春賢・新疆ウイグル自治区共産党委員会書記は今年3月、「最近中国国内のテロで摘発された犯人の相当数がシリアで訓練を受け帰国した中国籍のIS隊員だった」とっ公式に言及した。

環球時報は、ISに加入を希望するウイグル族は、マレーシアで偽造旅券を入手後、トルコなど第三国を経由し、シリアやイラクに潜入すると伝えた。実際に昨年10月、ISに加わろうとしたウイグル族155人がマレーシアへの不法入国で摘発された。今年4月にはトルコのIS勧誘担当者がトルコの偽造旅券5万冊をウイグル族のIS勧誘のために中国に送ったと語った。ウイグル族のIS加入は昨年から急増しているという。昨年7月にISの最高指導者、アブ・バクル・アル・バグダディ容疑者は「ウルムチは強制的に中国に服属させられた」などと1949年に中国がウイグルを統合した歴史に言及し、ウイグル族にIS加入を呼びかけた。英週刊誌ザ・ウィークは、中国の指導部が中東で訓練を受けた中国籍のIS隊員による中国での大規模テロを心配していると伝えた。しかし、一部外電は中国政府が一方的にISとウイグル族を結び付けたとし、「中国がウイグル族に対する弾圧を合理化しようとしている」と分析した。

@当然更なる弾圧の口実に使われるでしょうが、イスラム国ISは、既にウイグル族の弾圧を繰り返してきた北京政府に「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」と連帯し、報復すると宣言しています。この部分においては、よそ見せず徹底的にやって欲しいものです。