あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

高野山奥の院へ(和歌山)

2009-01-05 22:08:10 | ウオーキング
 首都圏は、12月23日の天皇誕生日から晴天が続き、9日(金)
にならないと雨は降りそうにありません。

 昨年中にアップするつもりが間に合わず、年を越してしまいました
が、昨年11月3日の高野山詣での模様です。

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 2008年11月3日(月・祝)


 
 高野山の宿坊・西禅院にて6時起床。6時半から勤行(ごんぎよう)
(お勤め)に行く。3人の僧の声明(しようみよう)と参列者の焼香の
後、ご住職からの講話は、高野山と空海の話で、30分くらいも話さ
れた。

 朝食を7時40過ぎからいただき、小雨模様なのでザックカバーを
つけて8時半に宿坊を出る。

 宿坊・西禅院の庭園の一部。


 隣の宿坊・宝城院の色鮮やかなモミジ。


 トンネルをくぐり、大門通の国道沿いに続く高野町の町並みを東へ
向かう。昨日上がった慈尊院側への、最初の町石が立っていた。



 まず高野山の中心、壇上伽藍(だんじようがらん)に上がり、西塔、
金堂、根本大塔(上)、御影堂(下)、相染堂などを回る。

 壇上伽藍は、弘法大師が開いた真言密教の根本道場。太い杉木
立に囲まれた境内にはほかに、10を越える建物が並んでいる。

 東塔のそばのモミジも、よい彩りを見せていた。


 壇上伽藍の東は、高野山真言宗の総本山である金剛峯寺。どっし
りとした山門をくぐって境内に入り、本堂内を拝観する。


 りっぱなふすま絵のある部屋、境内に色づくモミジ、石と砂をあしら
った庭園、さらに建物の裏手にある炊事場なども回り、途中で、お茶
の接待もいただいた。




 最後に納経所でご朱印を受け、寺を出た。


 土産物店や宿坊の並ぶ通りを奥の院へ向かう。沿道には何か所
か、名産の柿やコウヤマキを売る露店が並んでいた。


 通りに面して立つ苅萱(かるかや)堂。苅萱道心と石童丸が父子を
名乗らぬまま仏道修行に明け暮れたという「石童丸物語」ゆかりの
地である。


 すぐ先が、初回の四国遍路のお礼参りの際に宿泊した宿坊、恵光
院。


 その先の宿坊も、紅葉の彩りがよい。


 奥の院への参道の入口、一の橋に着いた。

                           (続く)

コメント
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