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占いという もう一つの眼

大変な年(1)

2020年09月09日 | 大転換
一年の様相を表すのは、星座を約一年で通過する木星で、歳星と呼ばれるが、一星座を2~3年で通過する土星の影響も大きい。
2020年は、木星が子年を意味するやぎ座を通過し-、土星は山羊座と水瓶座の境界を行ったり来たりする。年末には木星も水瓶座に入るから、2020年は山羊座から水瓶座傾向の強い年回りということになる。

山羊座はカニ座=中国のピークに当たり、中国にとっては、対人関係や結婚、つまり外交の分岐点を表し、目的の達成と同時に挫折に遭遇する。結婚はそれまでの人生の終わりであり、別の人生の始まりでもある。

その山羊座は本来、「時と運命」の星座で、骨や墓を意味する。人生を12星座に例えると、サソリ座は死、射手座は葬式、山羊座で墓に入れられる。水瓶座で昇天し、魚座で再び胎児として宿る。
人間として最後の場、人生の終わりを意味する山羊座は、世相としては一つの時代の終わりを表す。
その山羊座に、時代を表す冥王星が既に10年以上滞在し、ヤギ座本来の主=土星が帰っていたところに木星が来たのだから、ついに、壮大な大転換が起こる。
冥王星の銃に、土星の弾を込め、木星の引き金が引かれた。

中国にとってのピークが、世界の終わりを意味する山羊座であることは、中国史が常に世界に影響してきたことを意味する。今回もまた、世界が大きく動くことになりそうだ。
元々、カニ座は幼児期と晩年を表し、人類史の黎明期の価値観をそのまま保ち続けているのは中国だけと言っていいだろう。いまだに「大帝国」を目指そうとする。要は、それが通用する時代と、そうでない時代が、中国の横を行き過ぎるだけだ。
中国が、アメリカのような民主主義の連邦国家になったとしても、人民の中華思想は変わらないだろう。ただ、その場合、世界は中国の価値観を、容易に受け入れるようになり、世界が中華になるかも知れない。

ともあれ、一方で、こうした星の動きの影響は各方面に出ている。
山羊座→水瓶座は、天秤座のプーチン、ほぼ天秤の麻生、安倍を苦境から幸運に転じ、射手座の菅は、水瓶座の石破、獅子座の岸田によって、むしろ得をする。
水瓶座も獅子座も、相性の悪い牡牛座に天王星が居て、さらに、木星、土星が水瓶座にくる。こんな時は運の悪い方が当たり前で、運がいいようだと後でろくなことがない。
水瓶に土星が入った直後、空前の支持で圧勝した水瓶座の文大統領は、その後、人気が急落している。
大転換には直接関係ないが、2020年後半は、通常2か月で通過する火星が牡羊座に6月末から半年も滞在する。射手座の菅には好都合だが、牡羊座の人は病気怪我トラブルなどあまり良い時ではない。牡羊座の加山雄三が緊急入院した。牡羊座は頭なので首から上のトラブルが多い。真反対の天秤座も要注意だ。安倍・麻生はほぼ天秤座だ。

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