魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

古代より

2015年10月04日 | 占いばなし

インドネシアの高速鉄道。案の定、中国の逆ギレが始まった。「日本は中国に敗れたことを口実に、日本国内に中国嫌悪のキャンペーンを張っている」と、きた。
「やましいこと」があるから、勝ちに喜ぶ自国民の勢いに乗り、先に日本攻撃をすることで、内外の批判勢力の口を封じ、国内の懐疑的な目を押さえ、一点の傷もない成功に仕上げようということだろう。政府見解にわざわざ「透明性が高い交渉」と付け加えた。

中韓のやり方で、どうにも理解できないのは、勝ったことを確定するために、落ち武者狩りをやることだ。
どういうやり方であろうと、勝ったのならそれで良いではないかと思うのだが、後ろめたさがある時ほど、声高に、敗者をバカにし、攻撃する。
スポーツでも政治でも、負けた相手をバカにすることで、初めて勝ちが確定するらしい。中国の場合、正々堂々と勝った場合は、そうでもないが、後ろめたさがある時は、冊封国のような、みっともない態度を取る。やはり似たもの親子だ。

日本に対し、敗戦国らしい態度を取れと、70年後の今も執拗にまくし立てるのは、自らが、正統な抗日主体ではなかったからだが、「正史」を書くには欠かせない。
今回の態度も、ムチャをやっていることを自覚しているからだが、騒げば騒ぐほど、正体が現れる。それでも、不安で、黙ってはいられない。

中国共産党の正体は、関心の無かった人にまで、もう世界中に知られてしまった。
世界が近代の目覚めから、個の尊重の未来に向かっている時に、食うか食われるかの動物的、古代の戦場から飛び出してきた、兵馬俑のゾンビ戦士だ。

陽にさらされた妖怪は、ガスを吹き出しながら消滅してしまう運命にある。
それでもなお、中国に期待して、中国から引き揚げない経営者は、もしかすると、現代人の認識を超えた、超人的な先見の明があるのかも知れない。これはこれで恐るべしだ。

中国共産党は、仮の姿だが、古より変わらぬ中国人の哲学は、どんな時代だろうが、どこに行こうが、儲けてなんぼだ。政権、政治、ルールや正義などどうでも良い。それは環境に過ぎない。どんな環境だろうが、それに合わせて生きれば、儲けは出る。インドネシア高速鉄道も、大局の儲けを見込んで獲得した、狐と狸の化かし合いだ。
それでも中国に期待する経営者は、毒が回っているか、商の大局観を持つ偉大な哲人だ。

星座の因縁
中国の原理を見ていると、やはりユダヤ人と裏表のところがある。
中国はカニ座で、ユダヤやインドはカニ座と裏表の関係になる山羊座だ。
国と民族と商才という点で、共通項がある。商のリアリズムは共通するが、拠点とする大地を持つカニ座の中国、国を持てなかったユダヤ、たどり着いてもなお安住しないインド(死生観)、
いずれも、民族と大地に対するこだわりを持ちながら、生きるために、どこまでも移動して生活する。
カニ座は故郷と先祖を表し、山羊座は野心を表す。


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