魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

銅銅巡り

2021年08月19日 | 星の流れに

正直、全く念頭に無かったのだが、言われてみれば、ごく当然だ。
銅が値上がりして、関連器財の盗難が増えているそうだ。オイルに替わり、電気の時代を担う資源として、幾らあっても足りないと大注目だという。

占星術では銅は金星で、オリンピックのメダル金、銀、銅は、太陽、月、金星を表している。
銅(金星)が注目されるのは、センセーションの天王星が牡牛座に来たのだから当然だ。牡牛座は金星と同じだが、天秤座も金星だ。しかし、天秤座の場合は精神的な美だから、あまり銅そのものに注目されることはない。
牡牛座は、人生で言えば乳離れで、様々なものを触ったり舐めたりして外界を知る時期であり、物による快感(美)を意味する。

牡牛座と銅の関係を象徴的に表すのが「青銅器時代」だ。
歳差による時代は一星座約2千年で、春分点が星座を逆に進む。紀元後の2千年は魚座時代。その前の2千年は牡羊座時代。その前の2千年が牡牛座時代に当たる。
牡牛座は金星だから青銅器時代。その後の牡羊座は火星だから鉄器時代。紀元後は魚座だから木星の錫ということになるが、拡張性の面から化学時代と言えるだろう。
今後の2千年は水瓶座時代で、本来の土星なら鉛時代だが、天王星の革新性と集中力、更に太陽の真反対、神の領域を表すことから、核融合と人間超越、そして次元超越の時代になるのではなかろうか。

2千年先は知らないが、天王星による「銅の注目」は、今の牡牛座7年だから起こっていることで、21世紀が銅の世紀とまでは行かないだろう。そこまで電気に必要なら、銅以外の方法も出てくるだろう。20世紀が石油の時代だったのは、エネルギー以外のあらゆる物に利用されたからであって、銅に求められているのは、今考えられる器財の素材に過ぎない。だとしても、当面、銅は大注目ということになる。


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