魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

パナマ病

2016年05月18日 | 星の流れに

射手座の中南米、パナマ文書が話題の最中、今度はバナナのパナマ病が大騒ぎになっている。パナマ文書も世界中の問題だが、パナマ病も、実際には世界中の産地で発生しており、影響は世界中の消費国におよぶ。

バナナのイメージは、ニューギニアなどの魚座だが、病名が射手座のパナマ病として知られているのは因縁の相性だからだろうか。パナマ病はカビのような病原菌が茎全体を枯れさせるそうだから、これはいかにも土星っぽい。

バナナは何座か解らないが、芭蕉の一種と考えれば、射手座かも知れない。射手座も魚座も、元来の支配星は木星で、木星は大風呂敷だから、大きな緑の葉の植物芭蕉は木星の領域だ。果実は魚座で、病気は射手座・・・ではなくて、果実は魚座で、葉は射手座、射手座に土星が来れば葉が枯れる・・・となる。

芭蕉が射手座ならもう一つ、つじつまの合うことがある。
松尾芭蕉は俳人で、旅で知られる。「詩」は射手座で、「旅」も射手座だ。放浪の旅なら魚座だが、奥の細道は基本的に計画的な旅だ。松尾芭蕉という存在は射手座になる。

最近、和歌ブームだが、古い詩のブームは。射手座に土星の現象と言える。
ずいぶん以前、ブックオフで、「万葉集はありませんか」と、二十代の店員に聞いたら、「マンヨウシュウって何ですか?」と、逆に聞かれて、しばらく絶句したが、「まあ、日本最古の詩歌集でしょうか」と言いながら、涙が出そうになった。

よほど勉強嫌いだったとしても、名前ぐらいは聞いたことがありそうなものだが、例えアルバイトでも、本屋の店員をしながら、万葉集の名前さえ知らない。
「ちはやぶる」で、百人一首ブームだそうだから、流石にもう、あんな若者はいないだろう。