魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

母の保護

2013年06月29日 | 占いばなし

練馬で小学生が切りつけられた。
カニ座だ」で、今年は2001年に当たると言って、挙げようとしたが、長くなりそうなので省略した事件があった。

多くの小学生が殺された附属池田小事件は2001年6月発生。
28日の事件は、不幸中の幸いで、死者はなかったものの、イメージの再来といえる。

池田小事件の時は、木星も土星も双子座で、双子座の学校教育の事件だが、今回は既に木星はカニ座で、子供をどう守るかの問題だ。
池田小事件は学校の中に犯人が入り込んできたが、今回は学校の外の路上で起こった。

火星が双子座にいるので、やはり、学校の事件として起こったが、「母の保護」を表すカニ座では、子供をどう守るかが問題になる。
また、71歳の誘導員が犯人に応戦し、運転中の女性が通報した。これも、カニ座と山羊座の象徴的な現象だ。山羊座は元気な老人であり、カニ座は女性と母性を表す。

双子座、カニ座、いずれにせよ、子供や教育に関わる場所で、巳年現象の再来だ。また、十二支では、辰巳は商取引も表すから、辰巳天井の言葉もある。
2001年の大事件911は、貿易センターが象徴になった。(ペンタゴンも狙われたのだが)

また、理由は解らないが、2001年が池田小学校だったのに対し、今回は大泉第一小学校で、水に関係している名称だ。
こういうことを、単なる偶然と済ませては、占いの研究はできない。

驚いた
第一義的な意味では、池田の地名の由来はおそらく、「埋け田」の意で、湿地帯を埋め立てて田にした所のことだろう。逆に、そこの出身者が池田と名乗り、その人間が住んだ所を池田と呼ぶようになったとも考えられる。池田市は池田氏の城があったというから後者だろう。
一方、Wikiによると、大泉の地名は泉が多い地域に由来するそうだ。

この双方の歴史を見ていて、アッと驚いた。東京の大泉は、元は北豊島郡大泉村で、大阪の池田も、元は豊島郡池田町だった。
双方水の名前であることもさることながら、どちらも「豊島郡」だった。

これは、「豊島」にも何か重要なポイントがありそうだ。
関東平氏の名門、豊島氏は、豊島の領地を貰ったことで始まった姓らしい。つまり、豊島の地名は始めからあった。
東西の豊島郡は、読みも字も微妙に異なるが、平安以前からあった地名らしい。

大阪湾も、東京湾も、古代は入江が奥まで入り込んでいたから、古代の豊島は、実際に島だったのだろう。それも、大海の孤島ではなく、水辺であり、水辺ならカニ座で、陸に近い島は対となる山羊座だ。

2001年と今回の共通点は巳年だけで、木星は双子座とカニ座に別れているように見えるが、実際には8゜しか離れていない。
池田小事件は、土星も双子座にいたので、やはり、双子座の学校事件ではあるが、木星は双子座の22゜で、カニ座にかかり始め、現象としての地名にカニ座が現れていたと言うことだろう。

結局、両方の事件とも、子供をどう守るかが問われている。