魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

景気と色

2013年06月11日 | 星の流れに

WBSで、景気と流行色の話をしていた。
景気が良くなると明るい色が流行するということで、これは当然だろう。
ファッションに関しては、予め業会で決めて流行を演出しているが、そういう作為が効かない高額品の車で近頃、赤が増えているそうだ。

同様に赤の車が流行ったのは、バブル期の80年代だという。
これはたまたま景気が良かったものの、赤に関しては景気とは関係ない。あれだけ苦しい生活をしていた人々が、共産主義の旗印に赤を選んだ。景気が良くなると赤を選ぶのではなく、興奮すると赤を選ぶと考える方が正解だろう。

80年代と現在には、星に共通性がある。
先ず、時代を創る天王星が今はオヒツジ座、80年代初頭はサソリ座。
いずれも火星を表す。つまり、赤の時代だ。
さらに、どちらもサソリ座に土星がいる。
いずれにしても火星の時代だ。

しかも、自動車マニアにも色々なタイプがある中で、火星に影響された星座、特にサソリ座には、ファッション性より、馬力信者やスピード狂が多い。また、ほとんど赤ばかりのスーパーカーの「スーパー」もサソリ座の言葉であり、映画スパーマンシ・リーズがヒットしたのもこの頃だ。

景気と色の関係を考えるなら、やはり、明るい色やカラフルな色で、赤は派手なようで、実は血と炎を表す暗い情念の色だ。
昔、年寄りは地味なものを着るのが常識だった頃、子供は赤が可愛らしいと考えられていた。だから、還暦で子供に還ると赤を着るのだが、親は女の子に、とにかく赤い物を着せたがった。