魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

詐欺恐喝

2011年05月04日 | 日記・エッセイ・コラム

ソニーが情報漏れ。
だから、「集めるな」と言ってきた。
情報を集めることを当然と思うな、と言ってきた。
セキュリティー云々と言うが、人間のすることに絶対はない。
始めから、情報は漏れることを前提で、ビジネスモデルを考えるべきだ。

これは、原発と全く同じだ。
便利さという目的のために、手段を軽んじ、しかも手段の巧妙さに酔って、人間の基本的な常識、五感の認識を忘れる。
ちょっと普通に考えれば、分かる損得が、分からなくなる。

将棋の対局ばかりを考えていると、将棋盤をひっくり返せば成り立たない世界であることを忘れる。

原発は文字通り、津波にひっくり返されたし、ソニーは裏から侵入された。
原発は原発でなければならない理由はなかったが、原発の便利さで発電して、オール電化を仕掛けて売るほど、悪ノリしていた。
ソニーは本当に必要でもない情報を集め、クレジット課金などに依存していた。

ソニーだけではない。情報収集する企業は、自分の企業のために情報収集している。しかも、サービスや使用許諾というユーザーの弱みを形にとって、問答無用で情報を「収奪」する。

この個人情報収集は、原発が詐欺なら収集は恐喝だ。長年、何で世間の人は何の疑いもなく応じるのか、腹は立たないのか、不思議でならなかった。

日本企業とはいえ、トヨタとは違い、ソニーはアメリカかぶれしている。グローバル企業の当然みたいに情報収集する企業は、グローバル企業として大きな代価を支払うべきだ。

原発と同じで、計り知れないダメージになるだろう。
現在、安易に情報収集している企業は、これを他山の石として、
最低限の情報収集で済む、ビジネスモデルに転換すべきだろう。

そんな方法はないと、本気で思うなら、相談に乗りますが・・・