魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

懲りない

2011年05月15日 | 日記・エッセイ・コラム

亡国前夜
NGOで国際活動をしている人が、TVで、日本の状況に、
「日本には、これでは足りなかったと言うことだろうか・・・」
と、思わず言いかけた。
全くそう思う。 「おいうち」「災い転じ

この状況で、積極協力せず、政局しか考えられない、政治屋やマスコミ。また、もしそれに同調する国民がいるのなら、この国は終わりだ。

日本の状況は、外から見れば、信じられないような混乱だ。
周辺の国は、これをチャンスと、あからさまに日本崩しを始めている。

最もひどいのは韓国で、ぐらぐらになっている日本の屋台骨を
「ここか、ここか」と、叩き回っている。
そのぐらつきぶりを見て、中ロがスキを窺っている。

欧米がビックリして、日本回避をしたのは解るが、事情を見極めて冷静になろうとしている。
しかし、情け容赦なくスキを突いてきているのは韓国であり、
火事場泥棒という言葉など、無い国なのだろう。

韓国が大声で、日本のミスをわめき立てるのを見て、
中国は、『そう言えば、そうだな』と思い。
ロシアは、『なんかいいことありそうだ』と思う。
中国は、放射能測定を口実に太平洋側の「調査」をすると宣言した。

韓国に悪意があってのことではないだろう。何でもかんでも反応する、中ロの噛ませ犬だ。
かつては、日本の噛ませ犬であり、アメリカにも飼われてきた。
キリストではないが、
「神よお許し下さい、彼らは自分が何をしているのか知らないのです」

しかし
今、日本は、併合前夜の韓国のようになろうとしている。
危機を前に、国論が割れれば、周辺国の餌食になるのだ。

今は、首相の足を引っ張っているような時ではない。
非常事態には、手続き論よりも、具体的に各々が何をするかだ。
「電話で言うような話か」などと言ってないで、むしろ積極的に入閣を働きかけてでも、協力し、実効性のある政策で、与党を食ってしまう方が、株も上がるというものだ。

政治を、選挙だけでしか考えられない、腐った政治屋根性。
与野党を問わず、こういう連中に同調してはいけないのだが、マスコミに煽られる多くの国民も、また、混乱に荷担することになる。

ほんとうに、
日本が目を覚ますには、東日本大震災では足りないと言うことなのだろうか。これを書きながら、泣きそうになった。

いまもし
「東海、東南海、南海」の大地震が起こって、地震ではなく、津波で死ぬ人があったとすれば、東日本の犠牲者と同列に、同情できるだろうか。
また、原発事故が起これば、世界は日本をどう思うだろうか。