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火打の洋館

2010-12-19 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



以前、ひろ009さんのブログで拝見していた川西の火打にあるという二軒の洋館を
先日川西方面へ建築講座で行った時に思い出し、大体の場所を教えていただいたので行ってきた。
この日は西多田にある豆腐庵の温泉湯豆腐を買い出しに行ったのでついでに寄ってもらったのだった。
以前行ったことのあるカフェHANAREのすぐそばと聞いたので行ってみるとすぐ見つかった。
ブログで拝見した時もとてもインパクトがあったが、
オレンジ色の腰折れ屋根に少し煤けたようなドイツ壁が周りの家並みからは異彩を放っていて生で見ると更に迫力大だった~





正門から少し中をのぞかせてもらうと、大きな庭には石灯篭などもあって和の雰囲気も漂っている。
玄関ポーチの洋風の柱や玄関の木製の扉も味わい深くてもっと近くで見たい衝動に駆られてしまった。





こちらは勝手口の方。
白いペンキで塗られた小さな扉と木製の柵、二階窓についた小さなバルコニーもなんともいえない味わいが。





家の周りをぐるりと一周。
西日が当たって美しく輝くオレンジ色の屋根。





周りは建て替えられた家々やマンションなど新しい家並みも見られたが、
お寺やこんな和の古い家並みも残された風情ある小路もあってちょっとわくわく。





巨石が積み上げられた石垣を持つこんな邸宅も。
火打には昔、皮工場があったのは聞いたことがあったが、この辺りはその元皮工場の経営者の邸宅が多いのだそう。





和洋折衷風の照明のデザインが素敵。





この古そうな町内会の掲示板の軒の飾りもかわいい。





そうこうしてるうちにもう一軒の目指すお宅が見つかった。
門がオープンになっていたので思わず中へ吸い寄せられそうになったが我慢;





こちらの玄関ポーチの柱と軒も凝った装飾がされていた。





生垣越しに正面から見たお家。





こちらから見ると急こう配のすそ広がりの三角屋根がとても印象的。





見る方向によって雰囲気ががらりと変わる複雑な家。





三角屋根の頂点に付けられた飾り・・鯱鉾っぽい形だなあと拡大してみると、
ちゃんと鼻と口もあるし、これはちょっとスマートな犬の顔?!
鬼瓦ならぬ犬瓦?だった・・


帰りにHANAREでティータイムしよう、とそそのかし寄ってもらった旦那だったが、
この日カフェは貸し切りの為クローズド;
また騙された、とぼやく旦那だった・・



コメント
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