転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



母が毎週のように「ものが不味い」と電話して来るので、
きょうまた、昼食を差し入れした。
近所のデパ地下で買って、実家の村の神社に行く途中で、
両親のいる某ホームで途中下車して、11時過ぎに受付に託した。
今はコロナ感染予防のため、面会は相変わらず全くできないのだ。
牛肉のグリル+まいたけ添え、サーモントラウトのサラダ、
大海老の旨みソース、煮物、サラダ巻き、赤飯、牛おこわ、
それにショートケーキ2つ、上生菓子4つ。

そして、午後2時前。
私が神社の用事で午前中、忙殺され、実家に戻って遅い昼御飯、
というかコンビニで買ったサンドイッチ3切れを食べようと、
実家の父の寝室のソファに、腰掛けた、刹那。
サイドテーブルの上に置いたばかりの電話が鳴って、見れば母からだった。
差し入れの御飯を食べた、という報告だろうかなと思ったのだが、
案に相違して、母の話は、なんだかもやもやと意味不明な世間話で、
どうやら昼御飯に何を食べたかも覚えていないようだった。
脱力するな、まったく(^_^;。

サラダやおかず類の行く末も心配だが、
ケーキと和菓子なんかも、一体どうなったのか?
「ケーキと和菓子を、入れといたんやが、食べたんかい?」
と尋ねてみたが、二人とも「知らん」と言うことで(爆)、
食べたのに忘れたのか、冷蔵庫に仕舞って思い出せないだけなのか、
最初から差し入れの中身を確認せず、なくしたか、捨てたか。
私と通話しながら、母は冷蔵庫を開けて調べたようだが、
出てきたのは、「たくあん」「季節のサラダ」「おにぎり」。
私が差し入れるようなアイテムではないし、いつのものかも不明で、
もはや冷蔵庫の中身も全く把握できておらず、
ついに差し入れも困難になったかと、がっくり来たorz
結構いいもん買って行ったのに、こういう扱いになるわけね。
こっちの昼食はコンビニのサンドイッチなのにorz

短期記憶が残らないのは老人の特徴なので、仕方が無いのではあるが、
食べ残しや食べ忘れを、明後日あたりに部屋のどこかから発掘したとしても、
もう食べられないというか、食べちゃダメっていうか。
昔昔、舅宅の柴犬が、貰ったお肉を残して庭に埋めて、すぐ忘れ、
何日か経ってから遊んでいる最中に偶然、それを見つけて、
喜んで食べて、お腹を壊した、……という一件があったのだが、
ヒトも90歳過ぎるとそれ系だよな。
ホームのスタッフさんに、経緯を話して面倒をみて頂くようにすべきなのだが、
母がまた理解できずに、「勝手にひとのものを捨てようとする!」などと
私に電話して来そうで、それもなんか、ヤダな~~~。
認知の歪んだネガティブな繰り言を聞かされると、毒にアテられるんで。

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