今季、私なりにカープを応援していないことはないのだが、
さすがに優勝するとかどうとかのレベルでないのはわかるので、
きりきりした思いはなく、一試合一試合を緩くなんとなく楽しんでいる。
栗林のように見事なクローザーが居る年に、
よりによって得点力がないなんて、あまりにも勿体ない話だが、
点を取らずに勝つ試合はないので、どうしようもない。
栗林が未だに11セーブ止まりなのは、本人の責任は全くなく、
チームがそもそも彼を使うところまでたどり着けない日が多いのが理由だ。
登板するにしても、同点の9回をおさえて引き分けに持ち込むため
というのが結構あって(今季はコロナ禍のため延長戦が一切ない臨時ルール)、
栗林には、勝ち数どころかホールドにさえならないという無駄使いぶりだ。
加えて先月後半には、選手から次々とコロナ感染が出たのも痛手であった。
こればかりはいくら注意していたとしても、100%の対策はないし、
チームで動いているので、一度感染者が出るとクラスターになってしまうのは
誰の責任でもないと思うが、それにしても一時期は、
「陽性者だけで1チーム組める」
というほど各ポジションから万遍なく感染者が出て、圧巻であった(爆)。
しかし御蔭で、林や宇草、中村奨成など、若い選手に場が与えられることになり、
彼らがまた、予想以上のものを見せてくれたのは、思いがけない収穫でもあった。
思えば、「スタメンが全員2割切っとる」時代のマエケンじゃないが、
チーム状況が良くない時期に頭角を現した選手のことは、
案外、後々までも忘れられなかったりする。
今季は選手個人の記録を楽しみに、気長にテレビ観戦しようと思っている。
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