転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



A中学で保護者向けの講演会があった。
私は役員なので、会場設営や受付、グループ討論の進行など
結構いろいろと仕事があった。

今回のテーマは『中学生の心の悩み』。
カウンセリング専門の先生が、A中でのアンケート結果をもとに
一年生の女の子たちが今何を思っているかについてお話して下さった。

配布された資料によると、A中一年生の悩みは、
目下、ほとんどが勉強のことらしかった。
成績が悪いとか、苦手な科目がある、等々だ。
男の子関連の悩みが出てくるにはまだ早いのか?
そして、私の予想より多くの子供らが
《相談するほどの悩みはない》
と回答していた。

さて夕方、娘が帰宅して、だらだらと漫画を読んでいたので
私は無言で彼女をじっと見た。
きょうの講演で、
《本当は自分でわかっているようなことでも
親に先回りして言われると反発する》
という話があったので
ここでいきなり『宿題は?』などと私から言うのは
得策ではないと考え、敢えて言葉にしなかったのだ。

娘は私の目線に気付くと
わざと立て膝をし、テーブルに肘をついて、だらしない格好で、
銅像か何かのように静止して見せ
「《考えない人》」
と言った。

疲れがドっと出た。

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昨日タスカールのことを書いたが、考えてみたら、
官舎では避難訓練などというものをしたことがなかった。
皆が集まると言ったら草取り作業だけだった。

そもそも、官舎に避難はしごとか、あったっけ!???
「あるわけないじゃん。オリロー以前じゃん。
冷蔵庫や洗濯機を置くとこさえなかったのに」
と主人はこともなげに言ってのけた。

えーーーー(^_^;。
消防法かなんかの、避難器具設置基準とか、ない!?
官舎って、防火対象物になってないのか(爆)。
しかし官舎が全焼した場合、住んでた我々は諦めるとしても、
最低限、近所迷惑の問題があったのでは。

すべては私の記憶違い若しくは被害妄想だろうか!?

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昼に、マンションで避難訓練があった。
火災発生時の実際の放送が棟内に流れ、
住人は非常階段を使って降り、階下に集合した。
うっかりエレベーターに乗ってしまった人もいた(^_^;。
だめだよ、非常時に、そんなものに乗っては。
火災発生がわかっているのに、どこかへ遊びに出かけたうちの主人は、
もっと駄目だと思ったが(爆)。

さて、集合したら、係の人から避難器具の説明があった。
このマンションには各階のベランダに、避難はしごが備え付けられている。
その名は「タスカール」。
私が昔いた職場には、「オリロー」という緩降機があったものだが、
なんでこうも、防災器具のネーミングは投げやりなのだろう。

タスカールはベランダの床に四角く穴をあけたかたちで取り付けられていて、
普段は『踏まないこと』と注意書きのついたフタで覆われている。
非常時にフタをあけチェーンを外すと、
自動的に避難はしごが階下に向かって伸びるようになっていて、
ひとつ下の階のベランダまで降りられる仕組みだ。

というとなんだか精巧な器具であるかのように聞こえるが、
電動というわけでは勿論なく、単に、はしご自身の重みで、
まっすぐ下へ、ばらりと垂れ下がるだけだ。
それは良いが、問題は、どの階にもこれが設置されているので、
私は以前から、上の階からこんなものが降ってきたら、
下で同じようにタスカールを使おうとしている人間は、
頭上から非難はしごで殴られる格好にならないだろうかと心配だった。

ところが、きょうの訓練で聞いたところでは、
タスカールは少しずつ場所をずらして設置されているのだそうで、
階上のタスカールがうちのタスカールの真上にあるわけではなかった。
ベランダに出て見上げてみれば確かめられることだった(^_^;。
それはそうだ、考えてみたら、構造上、梯子なのだから、
これを使って降りたところには、なんらかの床があるべきで、
階下の梯子の真上に降りるのでは困るのだ。
したがって、階上のタスカールがいきなり落ちてきたせいで頭部強打、
という心配は、一応なくなった。

なるほど、そういうことだったのか、と私は新たな認識を得た。
うちのベランダにあるタスカールは、物干しの真ん前で、
私はいつも、タスカールのフタを踏まないように、
大股開きで洗濯物を干していて、
どういう気の利かない構造なんだろうかと腹立たしかったのだけれど、
すべては、この、各階たがいちがいになるように設置する、
ということを優先した結果だったのだ。

きょうまで、ただの欠陥住宅かと思っとったわ(--#)。

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