転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



ポゴレリチ(ポゴレリッチ)の公式サイトのScheduleが更新されており、
12月14日パリでショパンの協奏曲2番を弾く演奏会が追加されていた。
指揮は、エベーヌ四重奏団の創立メンバーだったヴィオラのマチュー・エルゾグ。
エベーヌ退団後は指揮に専念している人だ。

ポゴ氏の協奏曲は当面、ショパンの2番とラフマニノフの2番だが、
3月後半からは、リサイタルの新プログラムが登場する。
3月26日のベルギー・リエージュ公演では、
Sergei PROKOFIEV, Roméo et Juliette avant de se séparer (extrait from Op. 75)
Maurice RAVEL, Prélude en la mineur
Franz SCHUBERT, Six moments musicaux, Op. 94
Robert SCHUMANN, Études en forme de variations op. 13 (Variations posthumes)
Johannes BRAHMS, Variations sur un thème de Paganini, Op. 35

3月28日のパリ公演では
Wolfgang Amadeus MOZART, Fantasia in C minor, K. 475
Maurice RAVEL, Prélude en la mineur
Franz SCHUBERT, Six moments musicaux, Op. 94
Jean SIBELIUS, Valse Triste, Op. 44
Robert SCHUMANN, Fantasie, Op. 17

ということで、恐らく2023年前半のシーズンはこの二種類で行くのだろう。
プロコフィエフのロミジュリ10番は1987年収録のLDには入っており、
ポゴレリチとしては初期からのレパートリのひとつだが、
これまで来日公演では弾いていないかもしれない。
ラヴェルのプレリュードは93年?の来日公演で弾いた筈。アンコールだったか?
……二十代の頃の私は、人間インデックスの如く、こういう情報↑が
いつでも即座に記憶のストックの中から引き出せたものだが、
還暦近くなった今はさすがに無理だ(^_^;。

1月13日の浜離宮で初登場するシューベルト『楽興の時』は、
このあとのヨーロッパ公演では定着する予定であるらしい。
浜離宮はある意味「お試し」か(笑)。

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