転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨夜は遅くなったが、あれからすぐ寝て、爆睡だった。
考えてみたら、8月上旬が済んで以来、
佐伯区の舅宅に四泊五日したあと数日で、
また東京~東北~東京の旅で三泊四日だったので、
なんだか、自宅が物凄く久しぶりのような気分だった。

東京の最初の二日間の暑さを思うと、
今の広島は、随分と涼しくなったな、という気がした。
連日35度で慣らされると、普通の30度が平気になるという・・・。

きょうは、午前中、洗濯を二度して、干して、取り込んで、
午後からまた昼寝してしまった。
実に良いキモちだった。いくらでも寝られそうだった。
で、さきほど起きた。もう晩ご飯の時間だった(汗)。

主人は勤勉なことに、朝はプールで泳ぎ、
夕方にはスポーツクラブでエアロビクスをしてきた。
旅行中、幾度も『腹ふと』と言うほど食べたので、
さっそく減量せねば、とのことだった。

娘は、昼まで寝坊したあと、きょうは一日、ダラダラしていた。
旅行中、泳ぎまくり遊びまくり食べまくり、くたびれたそうだが、
彼女もまた、帰宅してみたら体重が2キロ増えていて、
やや、ショックを受けていた。
ということで娘も減量の必要があり、夏休みの終わりまでに、
お友達とファミリープールで泳ぐ予定だそうだ。

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結局、予定より2時間20分遅れで、広島に着いた。
まったく、予想外のアクシデントだった。

姫路であれからどのくらい停車していたのか、
時間を見ていなかったのだが、車内アナウンスで、
『復旧の目処はたっていません』
『飲み物などはワゴン販売、ホーム自販機、および、
階段降りて一階コンコースの売店で購入して下さい』
『姫路に当面は停車します。ドアは開けたままにします。
予告なしに発車することは致しません』
等々と、説明があったので、
『玉椿』への未練断ち難かった私は、娘と一緒に、
列車から降りて、駅構内の売店へ向かった。

一階コンコースまで行ってみたら、改札を出てすぐの売店に、
既に長蛇の列が出来ていた。
私は乗車券特急券を持ってきていたが、娘は手ぶらだったので、
改札で駅員さんに
「出てもいいですか」
と尋ねたら、
はい、どうぞ、もう、なんでもいいです
と、笑顔で、かなり投げやりな返答があった。

それで私は娘と売店に入ってみた。
既に、パンや軽食は完売で、スナック菓子も品薄だった。
雑誌類もマトモなもの(?)はもうなかった。
こんなときだから、皆、普段なら見向きもしないようなものでも、
とりあえず補給せねばと、買って行ったのだ。
私は、初志通り、玉椿を選び、少ない菓子など見つくろって、
レジの列に並んだ。お金を払うだけでもかなりかかりそうだった。

・・・・と、そこへ、構内アナウンスが!
のぞみ○号、まもなく発車いたします

「え~っっっっっっ!!!!」

あの瞬間の、全員一致のドヨメきは、凄かった。
高校のとき、
先生「来週、テストをします」
私達「え~っっっ!!」
と一斉に不満の声をあげた、懐かしい一瞬を思い出した(爆)。

みんな、走った。
会計の済んでいない商品は、売店の棚に適当に放り出して、
皆、走って走って改札を通った。
通行禁止の、開いていない改札を強引に突破した人もいた。

おおっっと、娘、娘が、おらん!!
と私は一瞬、周囲を見回してアオくなったが、
見たら、はるか前方の人混みの中に娘のTシャツが見え隠れしていた。
なんのことはない、こいつは私のことなど後回しにして
自分だけ列車に間に合おうとするヤツだったのだ(--#)。
だが、まあいい。自分の身は自分で守るのが鉄則だ。
娘がシッカリしていてくれたことは、褒めてやるべきだった。

人でごった返すエスカレータを駆け上がり、
停車中の新幹線の手近な入り口から乗ったら、
そこから自分の指定席まで6車両ほどあった。
途中の通路に娘も、いた。良かった(T.T)。

息を切らして席に戻ると、主人がのどかに本を読んでいて、
私「発車するって言うから死ぬほど焦った(T.T)」
夫「えっ。出るの?」
私「売店で並んでたら、いきなり、そう言うんだもん」
夫「車内のアナウンスは、全然ないよ?」
私「『まもなく発車する』って言った」
夫「こっちはとうとう、全席自由席にされたよ。
 さっきもここに座ろうとする人がいるから、拒否したんだけど」

せめて、あと○分で発車するとかなんとか、
目安を言ってくれればあんなに焦らなかったのだが、
しかし空いている席には人が座ってしまう可能性が出てきたから
こうしてすぐ戻って来ることが出来て、結局は、良かった。
JR側は、大方の乗客が戻るのを確認するまでは待ったようで、
それからさらに五分くらいは姫路に停車していた感じだった。

やがて『ただいま、停電が完了しました』とアナウンスがあり、発車した。
いや、意味はわかるが、それは復旧が完了したんだろう(^_^;。
ようやく出発したものの、相生でまた止まり、岡山には満線で入れず、
そのあともかなり手こずっていたようだったが、
新倉敷からあと、時速300キロ超で飛ばしまくって、
のぞみ○号は、遅れを取り戻すべく全速力で走っている気配があった。
広島に近づく頃には、『自由席は前寄り、1号車から・・・』
という通常どおりのアナウンスも入るようになり、
いつのまにか、指定席が復活していたことも、わかった(爆)。

広島には予定時刻より2時間20分遅れの到着となった。
JRは2時間以上の遅れの場合、特急料金の払い戻しがある
私はそのことを、若い頃からの道楽人生を通じて学んだ。
だが、今夜、JRは遅れのお詫びばかり放送していて、
車内でも、駅構内でも、払い戻しのことは一言も案内しなかった。
ちょっと、ズルいのではないか?と私は正直なところ、思った。

広島駅に降りてから尋ねたら、勿論、我々は払い戻しに該当していた。
精算所で大勢の人が並んでいたから、案内されなくても知っていた、
という人が多かったのだろうとは思うが、
今夜、初めて新幹線の遅れに遭遇した人もいただろうし、
払い戻しの基準が「2時間遅れ」であることを
一人残らず乗客全員が知っていたとは、私にはちょっと思われなかった。

だが、とにもかくにも、無事に到着できたことは喜ばしかった。
JRの努力も勿論よくわかっている。
日付が変わらないうちに広島に到着できたし、
時間がかかった以外には、なんの不都合もなかった。
こうした点に関しては、実に、有り難いことだったと思っている。

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