松川温泉から姥倉山の区間の刈り払いが終われば、我々が担当する今シーズンの登山道刈り払い作業はすべて終了です。・・ですが、なかなか手強いこの区間。
一昨日、山頂からの裏岩手縦走路の遠景。遠目にも三ツ石山山頂の紅葉がはっきり分かります。
姥倉山の登山道は山頂付近までほぼ樹林帯。展望はほとんど望めませんが、登山道脇の景色もなかなかオツなもの。
この時期になると、マイズルソウはまるで油紙のようになり、徐々に葉が透けていきます。
その透明感ある赤い実はまさに小さなルビー。有毒というわけではないようですが、動物たちも食べないところを見ると、あまり美味しくないようです。
最終的に、マイズルソウの葉っぱは極薄のセロファンのようになって、地べたにくっついて朽ちていきます。
ブナ林のツタウルシも赤くなり始めてます。ツタウルシやヤマウルシは、目の覚めるような真っ赤な紅葉でよく目立ちます。
敏感肌の方は、近寄っただけでかぶれる方もいるようなので、要注意です。
こちらは、さわっても大丈夫なオオカメノキ。暗赤色に紅葉しますが、完全に紅葉する前のりんごちゃんみたいな状態のほうが好ましい。
刈り払いを終え、松川温泉へ下っていると・・・ん⁉︎なにやら匂う!
と匂いに誘われるがまま、登山道脇のブナの木の裏手に回ると、腐れトンビマイタケ発見!けっこうな大物でしたが、残念ながらちょっとタイミングが悪かった。まあ、大物に出会えただけでもオッケーです!
いよいよキノコ本番の時期でもありますが、あんまり夢中になって迷子にならないように。