アメリカツアー【4】モニュメントバレーとアンテロープキャニオン

数多くの映画の舞台にもなっているモニュメントバレーは、日本人にも馴染みのある場所でしょう。こちらはナバホ族の自治区になっており、国立公園ではありません。
昔で言えば「荒野の決闘」「駅馬車」などの西部劇、比較的最近では「バックトゥーザフューチャー３」「フォレストガンプ」の舞台にもなっています。クリント・イーストウッドのけっこう昔の映画ですが、山を舞台にしたスパイ映画「アイガーサンクション」もこちらでロケ。
　　
ビュート(残丘)、メサ(ビュートよりひろーい丘)、スパイヤ(岩峰)が、独特の景観を形作っています。
その辺の岩陰からジョン・ウェインが出てきそうです。

そして、モニュメントバレーを観光した後、グランドキャニオンまでの途中ペイジで立ち寄ったのが、アンテロープキャニオン。我々はローワー(下流)キャニオンを見学。

見学には１時間半ほどあれば十分ですが、なかなか素晴らしい場所でした。なんでも「写真家の天国」というふうにも評されているとか。入口はご覧のように、ひじょうに狭い。肥満の方は入れないおそれあり！
慎重にハシゴを下りて行くと・・・。

ご覧のような狭い空間の中に、曲線が織りなす美！
何度も言うようですが、ひじょうに狭いので、肥満の方はアッパー(上流)キャニオンを見学ください。ローワーより広いようです。
ここは一見の価値あり。レイクパウエルやモニュメントバレー観光とセットにしてはいかがでしょう？

モニュメントバレーWikipedia
アンテロープキャニオンUSA Tourist

丸竹茶屋

最近、団子団子騒いでましたが、今日は盛岡まで買い物に来たついでに、上ノ橋にある丸竹茶屋で、団子ではなく「あべ川餅」をいただいてきました。
　　
おりしも盛岡では秋祭り。本町通りでは山車に遭遇。お揃いのハッピを着て、鐘、太鼓を鳴らし、山車を引く風景は盛岡の秋の風物詩です。
上ノ橋町、紺屋町界隈は古い盛岡のたたずまいが今でも残り、中津川ではアユも釣れ、サケも遡上してくる。盛岡はホント良い街だ。
　
丸竹茶屋、丸竹餅店は上ノ橋のすぐそば。創業明治５年(1872年)の老舗です。
そして、あべ川餅を考案したのが、その初代大平竹松さんということらしい。つまり、ここのあべ川餅は『元祖あべ川餅』なのである。
丸竹茶屋でいただいたしおりによれば、
「初代は日本古来の食文化である餅を世に広げようと、黒蜜ときな粉を混ぜた独特の元祖『あべ川餅』を考案。夏には岩手山より持ち帰った雪に砂糖を掛け、かき氷を『白雪』と名付けて明治９年に提供したとの伝承があります。」
というような文言があります。
どうやら、かなり由緒正しき「あべ川餅」なので、コーヒーをたのもうかと思ったが、抹茶といっしょにいただきました。
しっかりした歯ごたえで、美味しかったです。こういう餅好きです。
来年の夏はかき氷ですな。

関係ないけど、「ごま摺り団子」「田むらの梅」の松栄堂

納竿

やっと「ゆきむし　THE LAST」の編集作業終了。後は、プレスをしてくれる業者さんとのやりとりになる。まずは一段落。

午前中はK太と今シーズン最後の釣り。
　
近くの沢も徐々に秋の気配が濃くなり、イワナの活性が低くなってくると、次はキノコのシーズン到来ということになる。
　
ヤマブシタケ(左)、ヌメリスギタケモドキ(右)も発見。ともに可食。
このヤマブシタケは、中国の四川では漢方として売られているのを見かける。

禁漁までもう少し間があるが、今年は納竿。今日１日で、一気にキノコモードに切り替わってしまった・・・。
天然マイタケの収穫を妄想するにつけ、また気もそぞろになるのであった。

アメリカツアー 【3】 ブライスキャニオン国立公園

ザイオンから東へ２時間ほどのドライブでブライスキャニオンに到着する。

ここの見所は、何と言ってもフードゥーと呼ばれる岩の尖塔群。
我々が歩いたのは、サンセットポイントからナバホループトレイルを下り、クイーンズガーデントレイルをサンライズポイントまで登り、リムトレイルをサンセットポイントまで戻るという約2時間半の周回コース。

石灰を含む砂岩の地層を雨や雪解け水によって浸食されて出来た地形。

クイーンズガーデントレイルのビクトリア女王岩。確かに、そう見えるかも。
ここも日本人にはあまり馴染みのないところですが、この景色はオススメできます！

ブライスキャニオン国立公園USA Tourist

クラフト市

小岩井農場まきば園のどんぐりコロコロでクラフト市やってます。
焼物、草木染め、木工、竹細工なんかの職人さんたちが全国から集まって、作品の販売を行なってます。見るだけでも楽しいですね。

山の母さんとこの常連のガラス作家の方も出品してます。これで盛岡の地ビールとか飲んだら、さぞや美味いことでしょう。

明日15日までやってます。

そして、今日は中秋の名月。十五夜。
盛岡の団子屋には、今日行くべきだったか？

アメリカツアー 【2】 ザイオン国立公園

日本人には馴染みのうすいザイオン国立公園。ユタ州の南、ネバダ、アリゾナとの州境に近い位置にあります。

ザイオンを流れるバージン川が、長い年月をかけて浸食して出来たのがこの景色。今回、我々はエメラルドプールまでの往復約２時間半の短いトレイルを歩きましたが、健脚向きの「THE NARROWS(ナローズ)」というバージン川の沢歩きトレイルもあります。こちらは濡れる格好でいかないともちろんダメですが、けっこう面白そうです。短パンに足首固定のサンダルという格好をよく目にしました。
園内は車両規制をしており、無料シャトルバスでの移動となりますが、ドライバーの解説付きで、ほとんど待ち時間もなく便利です。

エメラルドプールはローワー、ミドル、アッパーの３つの池がありますが、下２つの池はちょっとした水たまりといった感じ。一番上の池がそれなりの大きさでやや色がついているものの、エメラルドとは大袈裟か？

池の色や規模はさておき、この岩壁には圧倒されます。池には過度の期待をせずに行けば、かなり満足度が高いかも。
ちなみに、アッパープールには水泳禁止の看板があります。例えて言うなら、上高地の大正池にこの看板があるようなもんですかねえ・・・。我々が行った時には、泳いでる人はいませんでしたが、水着で日光浴という若者がいました。大正池のほとりにそんな人がいたら、びっくりするな。

ザイオン国立公園USA Tourist
グランドサークル

アメリカツアー 9/2～9/11 【1】 ヨセミテ

日本からサンフランシスコまで飛行機で９時間半。機内ではまったく寝れず、しかも西から東への移動の時差ボケはかなりキツい。

現地で待っていたのは日本語ガイドのT君。デーブスペクターほどではないが、オヤジギャグも巧みに操る。日本在住歴２年、日本語ペラペラである。
今回のツアーは人数が少なく、彼はガイドしながら、こんな１BOXの運転もこなす。毎日の移動距離も200~400kmもあり、半端ではない。大変だったことだろう。しかし助手席の私は、もっぱら舟を漕いでいたような・・・。

サンフランシスコのベイブリッジからは、アルカポネも収監されていたというアルカトラス(ペリカン島)が見えた。

空港を10:15に出発し、お昼休憩30分はさんで14:30国立公園入口に到着。その後、トンネルビュー、グレーシャーポイントと車で回って、カレービレッジに１8:00前に到着。
ヨセミテはクライマー垂涎の岩壁だらけだが、エルキャピタンやハーフドームといった有名なところには、取り付いてるクライマーが見られなかったのがちと残念。このスケールの大きさがなかなか写真では伝わりませんが、クライマーなら1度は登りたいと憧れるのも、うなずけます。
ちなみにハーフドームですが、実際は約4/5ドームらしいとのこと。

我々はカレービレッジのテントキャビンに宿泊。トイレやシャワーは別棟だが、中はこんな感じで、思いの外快適。電気もあるし、充電も出来る。

キャビンの前にあるのがフードボックス。ブラックベアが食べ物をあさりにテント内に侵入してこないように、このような措置がとられています。食べ物はもちろん、臭いのキツい化粧品、歯磨き粉などもここに収納しなければならない。そういう規則です。しかし、ブラックベアはオヤジ臭には反応しないのか？

今回はヨセミテ渓谷とトゥオルムメドウをちょっと歩いただけなので、いつかジョンミューア・トレイルを時間をかけて歩きたいですね。

とりあえず、ヨセミテ編は簡単に終わり。

アメリカツアー出発

明日からアメリカツアー。
ヨセミテ、デスバレー、ザイオン、ブライスキャニオン、モニュメントバレー、グランドキャニオンなんかぐるっと回ってきます。果たして、どんな旅になるのか楽しみです。
かなり大きなハリケーン「グスタフ」が、アメリカ南部に接近中ですが、西部のほうまでは影響ないようです。

アメリカから帰国するまでは、「ゆきむし」編集作業はいったんストップですが、帰国後は猛烈な勢いで作業を終わらせたいと思います。
なるべく早くお届け出来るよう、頑張ります。