すーさんの山日記

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インティライミ(太陽の祭)

2013-07-08 21:01:03 | 南米

インカトレイルのトレッキングの後は、インカの新年を祝うインティライミ(太陽の祭)でした。

インティライミは、リオ(ブラジル)のカンナバル、オルーロ(ボリビア)のカンナバルと並ぶ、南米三大祭のひとつに数えられる大きなお祭りです。

インカ帝国は文字を持たない文明でしたから、当時の様子は、インカを征服したスペイン人の記録に頼らざるを得ませんので、よく分からないこともまだまだたくさんあります。よって、今行われているインティライミは、現代人の演出が加えられているものであります。

まずお祭りのスタートは、当時のインカの中心コリカンチャ神殿。王様に扮した役者さんが登場すると、観衆は大いに盛り上がります。

コリカンチャ神殿前の広場で、当時の衣装に身を包んだ学生たちの踊りが披露されていたのですが、観衆の多さに見ることが出来ない・・・。

コリカンチャ神殿で人ごみにもみくちゃにされた後は、クスコの中心アルマス広場に移動。ここでも、もみくちゃ。

午後からは、クスコの背後の丘の上のサクサイワマン遺跡で、最後のパフォーマンス。特設会場が設けられ、我々は予約席での余裕の見学でしたが、町の人々は予約無しの遺跡の上のところで見物。クスコ市民が大集結!!

あくまでも現代人が考えたお祭りであります。良く出来た学芸会・・・といった感じですかね?でも寒い中、学生たちもは薄着の衣装でよく頑張ってました!

お妃様に扮した役者さん。

アマゾンのほうからご挨拶に着た民族に扮する学生たち。

キープカマヨック。「キープ」とは、インカの記録伝達方法。縄に結び目を作り、その結び方や色などで、物の数や場所などを記録しました。その解読には専門職の「キープカマヨック」があたりました。

やっぱり王様が近くまでくると、一番盛り上がります。おおっ!王様が来たぞお!

と、王様の後方には、かなり演出が加えられた集団。。。と現地のガイドさんが言ってました。

昔のまんまという訳ではありませんが、世界各国からも多くの旅行者が訪れる、大盛り上がりのインティライミでした。

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