すーさんの山日記

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松川温泉〜姥倉山〜大地獄谷〜七滝

2020-06-09 20:10:28 | 岩手山

今日は松川温泉から姥倉山へ向かい、その後黒倉山を巻いて大地獄谷経由で七滝下山の倒木パトロール。姥倉山へ向かうコースは、雪解け後、未だに倒木パトロールが出来ておらず、やっと本日行くことが出来ました。

松川温泉キャンプ場の登山口から湯の森まではブナ、ミズナラの急登です。吹き出す汗が止まらない。

湯の森を越えると一旦緩い登りとなり一息つけるかと思いきや、キタゴヨウの太い落ち枝が次から次へと現れ、これを処理しながらの前進。

県が設置した道標が役立たずにになったため、昨年設置した手作り看板は積雪に耐え、しっかりと黙って任務を遂行しておりました。

今日もクマに会うことは出来ませんでしたが、比較的新しい足跡がありました。

トドマツ林を抜け、森林限界近くなればダケカンバの中の九十九折れ。

森林限界を越えれば姥倉山山頂はもうすぐ。ムラサキヤシオが目にも鮮やか。

裏岩手縦走路の彼方には、残雪豊富な秋田駒、乳頭山を遠望出来ます。

姥倉山北峰から南峰への小さな鞍部には、昨年よりも多めに残雪。

姥倉山北峰から大地獄谷までは雫石側の管理ですが、七滝コースも同時に見たい時にはこのコース取りでパトロールです。

黒倉山の巻道にはまだ雪残る。倒木もありましたが、簡単に処理しておきました。登山者にとっては、どっからどこまでがどこの管理とかどうでも良い話ですからね。

切り通しから鬼ヶ城方面はまだ雪が残っていました。

そして、大地獄分岐への下りにも残雪がありますが、今週末にはすべてなくなりそうです。

大地獄分岐から七滝への下りは異常なし。

ガイドロープも大丈夫。

補助ロープも点検。

焼切沢本谷の渡渉も問題なし。

チバの滝手前にはまだ若干雪がありますが、まったく問題なし。

チバの滝付近では落石あり。雪解け後は地盤が緩みますので、こういうことよくあります。除去済みです。

湯華採取跡脇を流れるているのは、焼切沢の左俣沢。

七滝コースもムラサキヤシオが目を引きます。

七滝コース名物の泥濘区間は、毎年の簡易木道設置作業により、トレッキングシューズで来ても大丈夫な感じですが、でも長靴なら安心。

油断していたところに倒木。アオモリトドマツが中途半端に倒れ、枝が道を塞いでいます。

絶妙なバランス感覚でもって手鋸で切断。

すっかり葉が茂り、新緑から深緑の季節へ移ろい、鬱蒼とした山の小径となりました。

七滝近くで水飛沫を浴びれば、暑気払いにはもってこい。流れる焼切沢の雪解け水は冷たく、沢の近くにいるだけでクールダウン間違いなし。

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