今日は七滝コースを大地獄谷からお花畑を経由して不動平の手前まで。
七滝周辺の紅葉もピークを過ぎて落葉が進み、登山道に光がよく差し込むようになってきました。
一服峠周辺はほぼ落葉。紅葉が終わったからと言って、今シーズンの登山が終わってしまうのはいかがなものか?落葉の山の静寂も良いものです。
落葉は進めども苔鮮やか。
湯華採取跡周辺のダケカンバの白い木肌も露わになりました。
気温低下とともに大地獄谷の噴気がよく目立つようになります。
お地獄谷分岐からお花畑へ向かうと、鬼ヶ城北面のダケカンバの輝きと稜線から溢れる光芒。
お花畑へ向かう登山道は、1日中、日の当たらないところでは霜が凍ったまんまでした。
今年は、初冠雪の便りがいまだに届かない岩手山。お花畑分岐を写真右に行けば不動平を経由して岩手山。お花畑分岐から不動平は管理担当が曖昧なところなので、一昨年ぐらいからチョイチョイ登山道整備に向かってます。
分岐からまず最初の道標の有様がご覧の通り、クマにやられ放題。発揮性の塗料が大好きなクマにとっては、こんな造作物は格好のターゲット。
火山礫ゴロゴロのけっこう急登続き。少しずつですが登山道整備してますので、少しは歩きやすくなったかな?
今回は千俵岩手前まで登山道整備完了。
「秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、からすの寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。」と清少納言。やはり夕日が沈む直前の色合いが良い。
しかし、あまり叙情的になっているとクマの活動時間になるので早めに帰ろう。
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