6/18には裏岩手開山祭。その前に、関係する登山道の、倒木等歩行に支障をきたす箇所の有無をパトロールです。今日は松川温泉から姥倉山を登り、切通し、大地獄分岐と回って七滝へと下山。
一日はっきりしないお天気で、時折小雨も降ってきましたが、ブナ林の中はカッパの必要無し。
落ち枝や倒木の処理、看板の点検をしながら、徐々に標高を上げていきます。登山道脇のマイズルソウやコイワカガミは瑞々しく。
姥倉山の山頂が近くにつれ、登山道の傾斜もましていきますが、目にも鮮やかなムラサキヤシオに励まされながら、おじさん頑張る!
森林限界を越えれば、姥倉山北峰はもうすぐ。姥倉山の北峰までが、八幡平の担当地区。
姥倉山北峰〜切通し〜大地獄分岐までは雫石の担当です。姥倉山の南峰からは、晴れれば岩手山山頂がよく見えますが、今日は一日ガスの中。
黒倉山下部の分岐から来し方を振り返ると、乳頭山、秋田駒がガスの切れ間から姿を見せました。
切通し分岐。このまま行けば鬼ヶ城ですが、ここから大地獄分岐へ降ります。
サンカヨウは花の盛りが過ぎましたが、雨に濡れ透き通った花びらは、ついつい写真を撮りたくなります。
雨が降っていなくても、こういう状態だと、カッパを着ないと一瞬でビジャビジャです。
と、足元を見ればタケノコをたんまりと食べたクマの糞。
大地獄分岐からは、また八幡平の担当です。補助ロープの点検。
支点の点検。
登山道が分かりづらい箇所のガイドロープの点検。
左俣沢に架かる橋が落っこちたら、登山道が通行止めになる可能性大なので、頑張って欲しい。
左俣沢近くの泥濘地帯は、よーく見ながら歩いてもらいますと、そんなに足元が汚れずに済みます。
七滝まで降りて来れば、担当地区はここで終わりです。