今日は姥倉山登山道と七滝コースの倒木パトロールと登山道整備。一昨日、強風吹き荒れた北東北ですが、強風後は倒木パトロールが欠かせません。
まず姥倉山登山口からミズナラやブナの林の急登を湯の森まで。
湯の森を過ぎると徐々に、落下した枝や傾いた木が目立つようになり、それを処理しながら登っていきます。
1/25000地図の1281m付近からは、姥倉山山頂直下まで九十九折れが続き、結構脚にきます。。。
山頂が近づくと樹林帯を抜け一気に視界が開け、、、
秋田駒ヶ岳方面や裏岩手縦走路が見渡せるようになります。この界隈で、姥倉山から見える景色が一番雄大さを感じますね。
姥倉山の北峰から南峰へ向かう途中に最後まで残る雪田があります。それ以外は、雪はありません。雪田も一瞬で終わります。
姥倉山北峰〜切通し〜大地獄分岐までは雫石側の担当区間ですが、だからと言って、通っちゃいけないと言うことでもないでしょう。
今年は融雪が早く、黒倉山のトラバース道にももう雪はありません。
切通しから大地獄分岐の間も雪はありませんが、足元は転石多く歩きづらいのでご注意を。
大地獄分岐から七滝までは、また八幡平の担当分です。分岐の道標を真っ直ぐに直しておきました。
大地獄谷の登山ルートは足場が悪いので、適宜手直しが必要です。土留の修理も。
ロープのアンカーも確認して、打ち直したり、打ち増ししたり。
破損した看板を新しいものに付け替え。
コイワカガミも開花し始めましたね。
湯華採取跡前後の泥濘区間には通りやすいところにピンクテープで目印してますので、それに沿って歩いてもらえれば、あまり濡れずに済むかと思います。
左俣沢に架かる橋は、今冬も越して無事にそこにあってくれました。
大きい倒木が無くて油断していたところに、先週の風で倒れたか?アオモリトドマツとダケカンバが縺れ合うように倒れて、登山道を塞いでいました。
手鋸でチマチマ切って、問題なく通行出来るようになりました。最終的には精神論。機械に頼らず、出来ることはやる!
と言う具合に、今日パトロールした区間は問題なく通れる状況となっております。