この時期恒例、羅須地人クラブの釣り合宿が、今年は3人集まっての日程が組めそうもない。
その代わりと言っちゃなんですが、たまたま3人のスケジュールが空いた16日、焼石連峰に端を発する胆沢川の上流へ足を運んでみました。
皆、胆沢川本流の上流へ来るのは初めて。
石渕ダムを過ぎた国道397号線の路肩に車を止め、とりあえず、地図を見ながら適当な支沢・椿山沢を本流へ降りていくと、なかなか良い渓相じゃないですか。小出川という選択肢もありましたが、即、本流筋を釣り上がることに決定。
初モノはK太。しかし、渓相の割には魚影も見えない、反応も少ない。我慢の釣りが続く。
私にも、こんな小物が・・・。ポイントは多いのだが、なかなか反応しない。妄想の中では爆釣・・・なのだが・・・。
ゴルジュ帯が多く、急激な増水には気をつけないといけない。時には、腰まで浸かりながらのへつり。渇水期でこれだから、ユキシロが入り込んでるときは無理だなこりゃ。泳ぎで突破出来ないと、高巻は相当なアルバイトを強いられそうだ。
先の大震災よるものか、岩手宮城内陸地震のものかは定かではないが、大規模な崩落箇所もあり、通過には細心の注意が必要。
釣り上がっていくと、徐々に魚影も確認出来るようになり、番長、K太となかなかのサイズを釣り上げるが、私はダメ。毛鉤を巻いていけなかった心の余裕の無さが、釣果にてきめんに出てしまったようだ。
ここの沢のポイントはゴルジュの通過。結局、この滝を過ぎたところのゴルジュで、泳いでの突破が出来ない我々は、高巻きするか、近い支沢を登り国道に上がるかという選択に迫らせる。高巻はやばそうなので、とりあえず国道へ上がる選択をしたのだが、それも意外としんどかった・・・。
沢をつめた先は魚止橋。1/2万5千の地図には沢の名前が無かったが、何かの暗示か。
釣果こそ芳しくなかったが、初めてのところもまた楽し。多少の無理も、時に必要ということを再認識。
番長、K太お疲れ様。