すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

5月24日 樹海ラインから中倉

2006-05-24 20:17:23 | 八幡平(積雪期)
厳冬期の八幡平はただでさえ風が強いというのに、今シーズンの八幡平スキー場は例年にもまして強風が吹き荒れ、運休が続いた。そんな時は、風の影響を受けずらい下倉スキー場にさっさと移動してしまう。今シーズンほど、下倉で滑る機会が多かったことはない。せっかく八幡平のパウダーを楽しみにして来たのに、滑れずに帰った方も多かったことだろう。
そんなこともあり、来シーズンを見据えて、下倉~中倉の北側に広がる斜面をちょっと下見。
樹海ライン若旗沢から登り始め、しばらくはアオモリトドマツの林である。ガスが下りてきているようなので、赤布を枝に付けながら行く。中倉の山頂が近づくとダケカンバの疎林となり、約40分で中倉山頂直下。山頂はすでに雪が消え、でっかいタケノコが採れそうな立派なチシマザサで覆われている。山頂直下のダケカンバの疎林の中には、巨樹もありなかなか見応えがある。
天気が良ければ、源太ヶ岳まで足を伸ばそうかと思っていたが、小雨まじりのガスが濃くなり、赤布を頼りに下山した。
中倉から北東に広がる斜面。特に山頂直下のダケカンバの疎林は、晴れれば気持ちいいスキーが出来そうな斜面である。
下山すると、下界はいい天気。奥産道のブナ林をカメラ片手にほっつき歩く。
盛岡からタケノコ採り来たというおじさんが収穫物を見せてくれたが、小ちゃいタケノコがわずかばかり。例年より10日ほど遅れてますかねえ。
コメント
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