長女が3番目の子供の出産を機に
車貿易に拘わる旦那1人を拠点のある日本に残し
パキスタンの首都イスラマバードの南西約200㌔に位置する
100万都市に生活の拠点を移してしまって1ヶ月
じきに引っ越すアパートはそんなことはないらしいのですが
仮の住まいの旦那の実家のインフラ環境は
日常的な停電で操作もままならないと言います。
最近の国際電話はビックリするくらい料金も安く
すで何度も直接、娘や孫の肉声は聞いているのですが
この国の情報は極めて少なく、たまにTVに流れる映像は
自爆テロで破壊された瓦礫が中心で、平凡に暮らす人々の様子は
いまひとつ分からないので、言うなれば
大道具や背景のない舞台を見ているような感じなのです。
再三頼んでいた画像がようやく1枚届いたのは一昨日のことで
2人の孫の元気そうな様子を見るに付け
ずいぶん2人とも大人びたなぁと思うと共に
僅か1ヶ月でその国の人っぽくなるものだと
感心するやら寂しいやら…。
行った直後はそれぞれの不安な様子も聞いていましたが
この2人の孫達は今ではすっかり境遇に順応していることは
この表情からも覗えますが、「三つ子の魂、百までも」なのでしょう
母である娘の方が慣れるに時間がかかっているようです。
それにしても にしても にしても日本国内の便利さは
個人的にはまあこんなものか、程度なのですが
だと2週間はかかる情報のやり取りが瞬時にできてしまうこの道具を
素直にスゴイものと思わずにはいられないと同時に
インフラ投資で整備が進んだ結果の安い料金の恩恵を
まさかこれほど受ける立場になるとは思いませんでした