年1回の旅行と月1回の飲み会を目的にした会員数19名の
無尽(むじん)において、今年は私が代表(会長)の順番です。
ここ数年は、出来るだけ多くの会員が参加し易い二泊三日を基準に
旅行会社主催のパックツアーに便乗する形で実施して来ました。
価格が明確で安いことと、何よりも添乗員にくっ付いて回れば
何の不安もなく旅を満喫できるからに他なりません。
こうしたパックツアーは「募集型企画旅行」と呼ばれます。
私自身は入会してまだ7年目ですし、旅行願望が強いわけではないので
どこへ行っても初めての観光地ばかりですが、立ち上がり当初からの
古参の方々は、近くの海外を含めて二泊三日が可能な
"有名どころ"はほとんど訪ね尽くしていると聞いています。
そこで数年前から個人的に行きたい所としてずっと頭にあった
スパリゾートハワイアンズ(旧:常磐ハワイアンセンター)と、これも
テレビ情報番組に取り上げられたのを視てからぜひ乗ってみたいものだと
思っていた太平洋フェリーの2つを、何とか二泊三日の日程で
同時に組み込まないものかと検討し始めたのは
4月中旬のSki-JObが中休みの頃からでした。
海なし県のためか、この辺りの旅行代理店が企画するパックツアーでは
何かにつけて「海の幸」や「海鮮料理」を"売り"にした食事が続くことに
かねてから不満があり、今年はぜひこれを避けたい思惑もあってのことです。
昨年:「玄界灘の活イカ・天草の鯛や地魚など新鮮な海の幸に舌鼓!天草・唐津」
一昨年:「海の景色と新鮮な海の幸をお楽しみください!小豆島と瀬戸内海クルーズ」
*1泊1万円程度(多分)で提供されるこの程度の海の幸など
例え海なし県であってもいくらでも口に出来る
というのがいつもの私の個人的な感想です。
"肉派"の私にとっては、例えば出発日の昼食が「豪華な海鮮丼」
その日の夕食が「〇〇づくしの海の幸を満喫」と続いたら
翌日朝食のバイキングの焼き魚には目もくれず
まずはサラダを取ってから、目玉焼き+ハムやウィンナーに数種類のパン
場合によってはそれをオカズにごはんが格別に美味いわけで
出来ればレア焼のステーキさえ口にしたいほどなのです。
バイキングではなく前日に続いて「イカソーメン」や「魚の開き」「かまぼこ」が
並んだ"お膳"の朝食と来た日には、もう皮膚がカサカサして来てしまいます。
9gの砂糖とミルク1個を入れたコーヒー、最低1杯も決して外せませんし。
今回のように企画・立案してそれを旅行代理店に丸抱えさせる方法を
「受注型企画旅行」と言い、私が冬場携わっている
スキー修学旅行やスキー教室もこの範疇に入ります。
出来上がったプランの概要を、古参の一人であり他の会員への影響力がある
Iさんに話してみると意外や意外、船旅の記憶はなく
それは面白いのではないか、と予想以上の良い反応が・・・。
かくして、1泊目スパリゾートハワイアンズ、2泊目太平洋フェリーを
軸にした今年の旅行計画がスタートしたのでした。
(続く)